クルマの静電気を取り除くと、燃費が良くなる理由を調べてみた
トヨタ自動車が約6年前に発表した特許「アルミテープ(除電装置)を車体の様々な場所に貼ると、静電気を除去でき、車体の操安性や、燃費を改善する」。不思議なこの理屈を調べた内容をメモします。
帯電するようになった背景
クルマが走ることで、空気と摩擦し、静電気が発生します。昔のクルマは金属でできていたため、そもそも帯電し辛く、タイヤを通ってアースされ放電されていました。
近年の自動車は樹脂パーツを多用するようになり、静電気の逃げ場が無くなりプラスに帯電しやすくなりました。