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子育てに向いていない私だから

何話か前の月9ドラマ『海のはじまり』を観ていたら「子育て向いてる、向いていない」の話をするシーンがあって。

気づいてはいたけど、
あぁやっぱり、私って子育て向いていないなぁ、

と思った。


短気でせっかちで。
完璧主義で。

おまけにHSPだから感受性が鋭すぎて、
子どもの甲高い声は人一倍耳に残るし、息子の感情に同化しすぎて大人気なく喚き散らすし。

ドラマの中のセリフで言えば、
『がんばって』
ギリギリまともな親でいれてるんじゃないかな。

と感じている。


もっとおおらかなお母さんのところに生まれてくればこの子はもっと幸せだったのにな。

なんてことをよく思ったものだ。



自分が悪いと思うところをあげればキリがないので。
逆に良いと感じる部分を考えてみよう。


短気でせっかちだから。

物事を段取り良く進めたくて、
百日とかハーフバースデーとかきちんと早いうちに準備出来たし。


完璧主義だから。

子の栄養を考えて、離乳食ではなく補完食でがんばって進めたし。
食べないものがあれば、他の食材で賄えないか、バランスは悪くないかと勉強したし。


感受性が豊かだから。

子どもの悲しい気持ちに同調して一緒に泣いてあげられるし。
負の感情だけでなく、愛情を全力でぶつけてきたし。


この子たちが私のところにやってきて、
産まれてくれたことは変えられないことで。

私が私であることも変わらないこと。

だから、

悪い面ばかり見るのではなくて、
私だから与えてこれた、私だからこれからも愛情として届けていけることを見ていきたいと思う。



ここまで書いて、正直に言うと。

ドラマを観た時に感じたことは、
「私って子育て向いてないからがんばって子育てしてるんだなぁ」
というところまで。

それをこうして、noteという場所を借りて言葉にしていくと、

だんだんと、
「こう考えたらいいよね」
というところまで文字にできた。


自分の感じたことを文字にすること。
「言葉」という見えるカタチにすること。

そうすると、
感情の中に入っていた私が出てきて、
物事を俯瞰的に見ることが出来る。


私に似て、息子たちは二人ともどうやら感受性が鋭いみたい。

だから、
自分の気持ちをできるだけ「言葉」にして、
感情を整理できるように。

私自身がそうあること。
そして、言葉にすることがあなたを助けてくれるんだよということを伝えていきたい。

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