小さく小さく、でも進んでいること
二週間検診を受けた今日。
退院後初めて外に出て久々に長男を保育所へ連れて行った。
寂しそうな顔をして部屋に入っていったのだけれど、先生の連絡帳によると目を真っ赤にしながら涙を堪えていたのだそう。
新しい家族ができたこと。
母ちゃんがまだ元気いっぱいでないこと。
いろんなことに気を遣っている様子が端々に見えて。
ごめんね、という気持ちと。
日々大人になってるのね、という気持ちと。
いろんな感情が込み上げる。
二週間検診で担当してくれた助産師さんに、
「子育てってこれでもかってくらい感情が動かされるよね」
なんて言われて。
全くその通りだなぁ、と思った。
朝起きて、
次男のスキンケアをし、
洗濯を回して、
朝ごはんを食べ、
長男のお着替えをして、
また洗濯を回して。
長男が保育所へ行ったら、
次男の授乳とオムツ替え。
昼過ぎに沐浴。
夕方に長男が帰ってきたら、
お風呂に晩御飯、夜のお遊び。
お皿洗いをして、明日のお米をセット。
歯磨き、オムツ替えをしてみんなで寝室へ。
毎日同じような繰り返し。
あっという間に一日が過ぎ去り、
今日何曜日?って毎日思う。
そんな日々でも子らは大人に近づき、
一緒に過ごせる時間も一日一日と過ぎ去る。
進んでいないようで、
進んでいる。
長男の時は、
暗闇に一人でいるような孤独を感じていたけれど、
毎日が同じようで、
同じではない。
そのことを自覚しているだけで、
目に見えるほどでもない小さな一歩を歩いているんだと思える。
二週間検診を受けた今日。
そんな、忘れがちで大切なことを改めて感じた。
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