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第二子出産レポ|私のお産の記録

2024年6月24日。
各地で大雨警報が出る中、私の住む街は幸い曇り。

この日は予定日からちょうど1週間超過で、入院→誘発が決まっていた。

でもきっと、自分のタイミングで出てきたかったんだろうね。


明け方破水から、分娩時間4時間半で産まれるまでの出産の記録。

記憶が遠のく前に書き記したいと思い、自分のためにここに残します。
誰かの何かの参考になれば嬉しいです。


入院当日の朝、まさかの破水

⚫︎3:30頃
軽い腹痛で目が覚める。

それまでも、前駆陣痛のようなものは度々あったし、
まぁ眠れるから大丈夫だろう、
とそのままウトウトと再就寝。


⚫︎4:00頃
⚫︎4:30頃
やはり軽い腹痛で目が覚めるもまだウトウト。
4:30頃、下腹部にかなり強めの胎動と、ポコンという音のようなものを感じる。


⚫︎5:00
同じく軽い腹痛で目が覚める。

と同時に、
これ、定期的にきてるわ!
とガバっと飛び起き、とにかく荷物の準備と身支度を開始。


⚫︎5:10
鏡の前で身支度中に破水。
第一子のときも破水だった為、即座に破水と判断。
トイレに行き、確信へ変わる。


⚫︎5:20〜45頃
夫を起こし、上の子を見てもらうため祖父母に電話。
病院に電話する。

この頃、陣痛は20分おきくらい。


すごいスピードで進む陣痛

⚫︎6:20頃
病院に到着。
車の中で行きしなにコンビニで買ったパンをひとかじり。

車中で陣痛が5分起きくらいになる。


⚫︎6:30〜7:00
内診を受ける。子宮口3センチ。
まだ笑えてるからいったん帰っていいよと言われ、夫一時帰宅。
まだ陣痛は5分間隔。


⚫︎7:30頃
夫にバイバイしたのも束の間。
痛みにもだえ始める。
陣痛間隔は3分くらい。


⚫︎8:00頃
朝ごはんを持ってきてくれた看護師さん。
私のもだえる様子を見て、助産師を呼び出す。
あぁ〜、産む前に朝ごはん食べときたかったぁ〜
と美味しそうなご飯を横目で見る。

助産師さんに呼吸のアドバイスを受けながら、横になる姿勢からあぐらに体勢チェンジ。
赤ちゃん早く降りてきて〜〜


⚫︎8:30頃
さらに痛みが強くなり、ナースコール。
内診室に移動し内診。
子宮口は3センチのままだけど柔らかくなって良い感じだから、と分娩室へ移動。

上の子お産の病院ではLDRだったため、移動がなく助かった。
聞いてはいたけど、この陣痛の最中の移動が辛い。
ベッドから降りる、内診台に座る、分娩台に上る、といった立ち座りしんどすぎる…!

でも、助産師さんの力強さと、車椅子捌きに感動。


⚫︎9:00
痛すぎて陣痛がくるたびに助産師さんの腕を鷲掴み。
もうすでに叫び始める。
子宮口は5センチ。
分娩立ち会い予定の夫に電話。痛みに耐えながらの電話、わずか11秒。


⚫︎ここから時間が不明…!
夫到着したよ、と声が聞こえてたので多分9:20頃。
子宮口7センチ。

陣痛がくるたびに「いたい〜〜(←濁点付)」と叫ぶ。
助産師さんの腰さすりと声かけだけが頼り。


⚫︎9:40〜50頃と思われる
叫ぶ系妊婦の私。
「息吐いてー」と言われるが、そんは静かな呼吸では耐えられない…!
全力で「ぅあーーーー!!!(←濁点付)」と叫びまくる。
ドラゴンボールの孫悟空がスーパーサイヤ人になるときのあの感じ。

後で夫に聞いたけど、待合室までめちゃくちゃ響いていたらしい。
「背筋が伸びた」と言われた。

子宮口9センチで看護師さんが夫を呼びに行く。


分娩だって痛いんだ

陣痛が痛すぎて分娩は楽だった、なんて体験談があるけど、
分娩もめちゃくちゃ痛い!!

上の子のときは、子宮口がなかなか開かなくて大変だった代わりに、赤ちゃんはもうすぐそこまで降りてきてくれていたので、何度かいきむとドゥルンと出てきた。

けど、今回は何度いきんでも出てこない…!(多分そんなことはないんだけど)

前回より、それはそれは長く感じて夫と助産師さんに泣き言を言いまくった。

「赤ちゃん出てこない〜」
「あと何回?!」
「もう無理!出来ないー」
などなど。

そして、前回よりもビッグベビーだったので、
出てくる直前の会陰の痛みが半端なかった。
頭がやっと出た!
と思ったのも束の間、肩が出てこず強烈な痛みが持続。
いきむの?力抜くの?
とプチパニックに。

駆けつけた院長先生がお腹を押しながら声かけをしてくれて、何度かいきんだ後、赤ちゃん無事に誕生!!

痛みからの解放と会えた喜びで感動。
分娩中痛くてずっと泣いてたけど、感動してまた泣けた。


短くても長くても、お産は大変

2024年6月24日 10時13分。
3280gの元気な男の子でした。

上の子は2780gだったので、ピッタリ500g大きいビッグな赤ちゃん。


予想以上の速さであっという間の出来事。

午前中に産まれてその日はゆっくり休ませてもらったのだが、発熱と体のダルさがすごかった。
前回はもう少し軽やかだった気がする。
歳のせい…??

そんな話を看護師さんにしたら、
お産が短かった分、痛みが濃縮されて強かったと思うし、短時間でホルモンが急激に上がったり下がったりしたことで体がしんどいのかもね、
とのことだった。

短い時間で終わる方が楽、だなんて。
全然そんなことないんだね。


お産を終えて思うこと

まず、前回と違うなぁと感じたこと。

それは、産まれた時にちゃんと感動したこと。
愛しくて可愛いと思えたこと。

上の子のときは、あまりにもお産が長かったことと、産まれたての赤ちゃんという生き物に初めて対面したことで、

愛しいとか、可愛いとか、嬉しいとか。
そうゆう気持ちは湧いてこなかった。
ただ、この小さな命を守れるのか、と不安が大きかった。

今回。
産んですぐ抱っこさせてもらった赤ちゃんのずっしりとした重みと温かさが本当に愛おしくて。
私も母親2歳ではあるけれど、少しは成長したのかな、と思えた。


そして、
お昼頃に上の子に電話をした。
その第一声にまた泣けた。

「母ちゃん!⚪︎⚪︎ちゃんね、まだ泣いてないんだよ!」

健気な優しさに涙が出て、心から愛おしいと感じた。


上の子を可愛いと思えなくなるかも。
逆に、下の子を同じように愛せるだろうか。

二人目が産まれる前、誰しもそんな風に思うことがあるのではないか。

私もそんな不安を抱えて過ごしていたが、
一人目も二人目も、とっても可愛くて愛おしい。


これから始まる家族4人での暮らし。
細切れ睡眠とか、赤ちゃん返りとか。
大変すぎて、毎日めまぐるしく過ぎていくと思うけど。

しんどくなったら。
辛くなったら。

この日に感じた愛おしさを思い出したい。

支えてくれた家族。
応援してくれた仲間、友人たち。
そして、全力サポートしてくれている病院のみなさまに感謝して。

私の第二子出産の記録を終わります。
読んでくださりありがとうございます!

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