選ぶのも変わるのも「今」
私は、とあるコーチング&起業塾のようなプログラムを受講している。
正確に言うと、今はお休み中。
昨年9月から受講し始めたのだが、秋に次男の妊娠が発覚し、4月から休会という形でお休みをいただいている。
妊娠出産という人生の中で最も大きなライフイベント、そしてこれが最後の出産と決めている中で、家族との時間を何よりも大切にしたいという私の気持ちに正直に選んだことだった。
休んでいる間も、
このプログラムの中で出会った多くの人たちが少しずつ前へ前へと進む様をWebを通して見つめ続けている。
それは、出会ったかけがえのない人たちの進む様子を応援したいという気持ちと同時に、
自分も前へ進むことを忘れてしまわないように、と奮い立たせる気持ちもある。
でも、そんな気持ちの裏で、
私もこの先変わっていけるだろうか。
変わっていくためにまた走り出せるだろうか。
という思いがいつも頭をよぎる。
一度ブレーキを踏んだ心に
エネルギーを再度注ぎ込むのは並大抵のことじゃない。
今の家族との温かい時間に
いつまでもぬくぬくとつかっていたいという気持ちに包み込まれてしまいそうになる。
でも、そのぬくぬくとした時間は永遠には続かない。
子どもはあっという間に大きくなり、
生まれた瞬間から親離れを始めている。
手がかからないようになるまで
待っている余裕もない。
私は私の中で期限を決めていて、
そこまでに納得する何かを掴みたいと切に願っている。
そのことは変わらない。
変わらないのだけど。
一度ブレーキを踏んだ心に
エネルギーを再度注ぎ込むのは並大抵のことじゃない。
今はまだ走り出せる時でないのかもしれないけれど。
時間はないものではなくてつくるものだし。
未来に向けての選択をしなければ何も変わるものではない。
「今じゃない」と言っていては
いつまでも「今」は来ない。
頭で分かっていながら心にいつも不安がよぎるのは、
まだ私の決心が強く強く固まっていないからかしら。
まだまだそんな余裕もないのだけれど、
心を奮い立たせるために
ここにこうして言葉を残している。
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