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感情観察記録 - 私と家族と日々のこと -

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「私は何者か?」この問いから始まった毎日の感情観察記録 / 自分のことが世界で一番嫌いな私が自分を好きになるまで / 今日見たテレビのこと、ご飯のこと、家族のこと、子育てのこと …
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#子育て

感情を分解して要因を見る

今日はもう朝からイライラが爆発だっ! まるっとまとめて言うと、 単純に、疲れてる!体もだけど、心が!! ひとつずつ紐解いていくと、こんな感じ。 ①夫がダウンしたことで、私が頑張らなければという緊張感を常に感じていたこと ②夫の回復に伴い先の見通しが見えてきたところで想定外の長男のウイルス感染 それによって「元の生活に戻れる」という淡い期待が裏切られたこと ③長男の感染を受け、楽しみにしていた妹の新居へ遊びに行く用事がリスケになったこと ④連休中に家族のことを優先し

ままならぬ日々を文字にしよう|エッセイ

金曜から夫が発熱しダウンしている。 原因は、長男の風邪がうつったこと。 私も発熱まではいかないが、酷い鼻水と痰で眠れない。 そんな状態でも夫の体を休ませなくてはいけないので、その日から夜勤を担当し、今日は二人の息子を連れ実家に避難した。 そのおかげでだいぶ回復してきたようなので、 そろそろ元の生活スタイルに戻せるかな。 と思っていたら、 長男の目の充血がひどい。 目やにも出ている。 あ、これ。 アデノウイルスに感染してるわ。 間違いない。 母の勘は当たる。 どう

体当たりでしか伝えられない母

ブレンダーをするのに使う用の計量カップを夫が割ってしまったのでAmazonで新しい大きめなカップを買った。 保育所から車に乗せて帰ってきても 遊びたくてなかなか家に入りたがらない2歳児長男の気を引くため 宅配が届いた日は「荷物一緒に運んでくれる?」作戦を実行している。 今日もそんな感じで家に誘導し、手と足を洗って荷物を開封。 思った以上のビッグな計量カップがでてきたので、みんなで 「大きい〜!!」 と大騒ぎ。 長男はおもちゃとしてあげていた古い計量カップを持ってきて

頑な息子よ、ねんねしよ|エッセイ

突然だが、幼稚園児だったときの話をする。 幼稚園時代で一番鮮明に覚えている記憶は、 「いただきます」をきちんと言わなくて先生に叱られたときのこと。 当時、なぜかクラスの中で「いただきます」を「いただきマウス」と言うのが流行っていた。 ある日の昼食のとき。 みんなで手を合わせて「いただきます」と言うそのタイミングで、私は「いただきマウス」と面白がって言っていた。 先生に何度も 「いただきますだよ」 「いただきますと言おうね」 と注意されていた。 けれど、それさえも面

削ぎ落としてシンプルに生きる

昨日書いたnoteはビジネスのお話だったけど、 実はこれは、日常にも同じことが言える。 ▼昨日書いたnote より良い生活をしていこうとするときも、 同じように削ぎ落とすことが大事。 何をするか? ではなく。 何をしないか、 を決めること。 時間は限られている。 あれもこれもしていては、時間がいくらあっても足りない。 したいことは山ほど湧いてきて、 気づけばそれに追われる毎日。 これでは、 心にゆとりのある豊かな生活はできないんじゃないか。 そう感じながら、

赤ちゃんが泣き止まない日は

子育てに期待は禁物だ。 先を見通し予測し効率良くタスクをこなす。 私が得意とする部分。 だけどこれが、 子育てでは自分の心をかき乱す。 今日は夫が用事で外出予定だったので、 前日に晩御飯を作り置き、 朝の家事も順調にこなした。 久々の一人時間。 1時間、少なくても30分は持てるだろう。 そうしたら、 いろいろ考えていることのアウトプットをしよう。 それが終わったらお昼ご飯を食べながらドラマを観よう。 そんな風に、 今後の自分の動きを考えていた。 けれど、 今日に

子育てに向いていない私だから

何話か前の月9ドラマ『海のはじまり』を観ていたら「子育て向いてる、向いていない」の話をするシーンがあって。 気づいてはいたけど、 あぁやっぱり、私って子育て向いていないなぁ、 と思った。 短気でせっかちで。 完璧主義で。 おまけにHSPだから感受性が鋭すぎて、 子どもの甲高い声は人一倍耳に残るし、息子の感情に同化しすぎて大人気なく喚き散らすし。 ドラマの中のセリフで言えば、 『がんばって』 ギリギリまともな親でいれてるんじゃないかな。 と感じている。 もっとおお

子どもたちに見せたい『何者でもない私』

少し前に、フォローさせていただいているひいろさんの文章を読んで、すごく心に残った言葉がある。 『何者でもない私』 私はずっと、何者かになりたいと思っていた。 素晴らしいクリエイティブに触れる度に、 私もこんな心に残るものを生み出せる人間になれたらと願っていた。 その真意を辿っていくと、 私の存在を誰かに認めてもらいたかったのだと思う。 それを、 『何者かになる』ことで叶えたいと思っていたんだと思う。 以前、 「親としてどんな背中を見せていきたいか」 と言う話を知人

雷を落としてしまった夜に

今日は何故か朝から長男がグズグズ。 そのせいで、物事がとにかく進まない。 理由を聞いても、 なだめても、 声かけを変えても。 ご飯を食べるのも、 着替えるのも、 お風呂に入るのも、 寝るのも、 全部嫌で。 朝起きてすぐと、 夜寝る前と。 一番しちゃいけない時間帯に 雷を落としてしまった。 「いい加減にしなさい!」 と漫画のようなセリフで怒って。 あぁ、やっちまったな、 と心の中の私が言っている。 妊娠前はそれでも、 お話すれば私の元に戻ってきた彼は、 今や最

生まれたての赤ちゃんを抱いて泣いているママへ

次男の授乳をしながら窓の外を見たら、 空が青くて綺麗で。 「いい天気だねー」 と声をかけて。 あぁ、長男のときもこんな空を見たな。 そんなことを思った。 あの頃はもう、 何をどうすればこの小さな命を守れるのかと必死で。 いつも暗闇の中にいるような気持ちで。 泣いてばかりいて。 でも、こんな空を見てたな。 外気浴をさせようと家の外に出て、 ほんの数分だからパジャマにすっぴんで日焼け止めもしてなくて、 「いい天気だねー」と声をかけても「そうだね」とかえってもこない小さ

小さく小さく、でも進んでいること

二週間検診を受けた今日。 退院後初めて外に出て久々に長男を保育所へ連れて行った。 寂しそうな顔をして部屋に入っていったのだけれど、先生の連絡帳によると目を真っ赤にしながら涙を堪えていたのだそう。 新しい家族ができたこと。 母ちゃんがまだ元気いっぱいでないこと。 いろんなことに気を遣っている様子が端々に見えて。 ごめんね、という気持ちと。 日々大人になってるのね、という気持ちと。 いろんな感情が込み上げる。 二週間検診で担当してくれた助産師さんに、 「子育てってこ

新生児とイヤイヤBOYとの生活|産後ニ週間で思うこと

子育ては予想外の連続だ。 退院2日目。 まだ、赤ちゃんとの生活に慣れていない中、長男が発熱。 熱は高いもののエネルギーはあり余り、 遊んで欲しいとせがみ、わめき、泣き散らす。 一昨日の夜。 治りかけの熱が再び上がり、41度近くにまでなった。 その晩、夫が調子を崩していたので、 夜間のお世話も引き受けて休ませてあげようと思っていたのだが、 熱が高すぎて1時間おきに目が覚め、雄叫びのような声で泣いて叫んでいた。 その声で次男も目が覚め、 家族全員が寝不足に。 二人育児

当たり前の毎日に愛を

退院の日の朝。 我が子を出産した6日前が遠い昔のよう。 昨夜電話をしたら、 上の子の情緒はさらに不安定に。 その子とワンオペで向かい続ける夫もかなりまいっているようで爆発していた。 そばにいない。 それだけだけど、 そのことの大きさを身に染みて感じる。 寂しい時ぎゅってする。 辛い時寄り添う。 当たり前の毎日に忘れてしまいがちだけど、 そばにいると出来ることが、 そばにいないと出来ない。 大事な人が 寄り添ってくれている毎日の なんと愛おしく有難いことか。 こ

大切なことのために手放すと決めた日

ずっと悩んでいたことの決断をした。 生きていれば、 やり直しのきくことと、 二度とやり直せないことがある。 やり直しのきかないことを決めるのは、 とても勇気のいることだ。 このことと向き合う度に、 何度となく泣いた。 今もちょっと泣いている。 本当は、 答えは最初から分かってた。 自分にとって最も大切なことは、 家族が笑顔でいられること。 そのために、自分が笑顔でいること。 ただ、 諦めがつかなくて、 自分の中で何かに納得したくて。 最後の最後まで、 足掻い