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感情観察記録 - 私と家族と日々のこと -

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「私は何者か?」この問いから始まった毎日の感情観察記録 / 自分のことが世界で一番嫌いな私が自分を好きになるまで / 今日見たテレビのこと、ご飯のこと、家族のこと、子育てのこと …
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#今こんな気分

自分との約束を守ろうと決めた

時には、強制力というものが必要なのは分かっている。 この日! と決めた〆切に向け、計画をたてて何がなんでもやり切ること。 デザイナーの私にとって、〆切=納期は絶対だし、徹夜したって体調が悪くたってやりきらなければならないこと。 それは、新卒で働いていたブライダルのお仕事でも同じ。 限られた披露宴の時間。 どんなにやることがてんこ盛りの宴でも、時間内に終えなければ次の新郎新婦を迎えられない。 そんな風に、時間、期限は絶対に守るもの! 守れないのは悪っ!! みたいに

迷惑をかけても、私は「私」

辛いときとか、 悲しいときとか、 整理できなくてとにかく吐き出したいときとか。 「今から電話していい?」 そんな風に言いたいな、って思ってた。 そんな風に言える相手が欲しかったし、私も大事な人のために力になれる自分でありたかった。 でも、 今まで生きてきた中で そのセリフを言ったことは一度もない。 こんな時間にそんなこと言ったら迷惑だから。 迷惑をかけたら嫌われる。 迷惑をかける自分は価値がないんだって思ってたから、怖かったんだ。 けど昨日の夜、どうしてもモヤモ

ままならぬ日々を文字にしよう|エッセイ

金曜から夫が発熱しダウンしている。 原因は、長男の風邪がうつったこと。 私も発熱まではいかないが、酷い鼻水と痰で眠れない。 そんな状態でも夫の体を休ませなくてはいけないので、その日から夜勤を担当し、今日は二人の息子を連れ実家に避難した。 そのおかげでだいぶ回復してきたようなので、 そろそろ元の生活スタイルに戻せるかな。 と思っていたら、 長男の目の充血がひどい。 目やにも出ている。 あ、これ。 アデノウイルスに感染してるわ。 間違いない。 母の勘は当たる。 どう

対話を通して自分を裏側から見てみよう

捉え方を変えよう。 自分では弱みと思っていることも、 見る角度を変えれば強みに変わる。 そして、 それを見つけるのはひとりでは難しい。 他者から見た自分を知ること。 新しい発見はいつもそんな対話から生まれる。 今日夫と話していて、 またひとつ、自分の弱みが強みに変わった。 話は、私が忘れっぽいんだ、というところから。 私はとてもおっちょこちょいなのだ。 Aをしているのに、 途中でBが気になるとAを忘れてBに行ってしまうタイプ。 小学生の頃、 図書室で借りた本を

決める、そうすれば前に進んでいける

私には安全地帯がないんだと気づいた。 だから、 私自身が味方でいると決めることが 生きていくパワーになる。 最近、夫に理解してもらえないことが続き、 どうにもこうにも情緒不安定になっている。 夫婦育休で家事や育児を頑張ってくれている夫には本当に感謝しているが、 元は赤の他人が24時間、毎日一緒に過ごすことになるのでモヤモヤは溜まりやすい。 出来るだけ気持ちを伝えるよう心がけてはいるものの、なかなかうまくいかない毎日だ。 そんな時、この気持ちの拠り所として母や父の顔が

雷を落としてしまった夜に

今日は何故か朝から長男がグズグズ。 そのせいで、物事がとにかく進まない。 理由を聞いても、 なだめても、 声かけを変えても。 ご飯を食べるのも、 着替えるのも、 お風呂に入るのも、 寝るのも、 全部嫌で。 朝起きてすぐと、 夜寝る前と。 一番しちゃいけない時間帯に 雷を落としてしまった。 「いい加減にしなさい!」 と漫画のようなセリフで怒って。 あぁ、やっちまったな、 と心の中の私が言っている。 妊娠前はそれでも、 お話すれば私の元に戻ってきた彼は、 今や最

小さな楽しみを大切に、大事なものはいつも傍にある

この夏は観たい映画がたくさんある。 まずは、全シリーズ観てる『ミニオン』! 次に、ディズニー作品の中でも特に好きな『インサイド・ヘッド』の続編! そして、原作も大好きな『キングダム』! ワンオクの主題歌を観賞し、 続け様にメイキングやキャストのインタビュー動画を観た。 大沢たかおさんの王騎将軍が原作からそのまま飛び出したかのような素晴らしい演技で、シリーズすべてを通して画面に出演するたびに唸ってしまう。 そんな大沢たかおさんのインタビュー動画を観て、 あぁ、やっ

家族は“想い”からはじまる|海のはじまり

『海のはじまり』というドラマを観ている。 脚本家の生方美久さんが描く、人と人の交わりと愛、繊細な感情描写と心に残るセリフが好きで、これまで『silent』『いちばんすきな花』と続けて観賞してきた。 今回は生方さんの描く世界が観たい、という気持ちに合わせて、この物語のテーマにとても興味が湧いたことがドラマを追いかけていこうと決めた理由だ。 いつどのように父になるのか? いつどのように母になるのか? 家族とはいったい何なのか? 子どもを産んで感じることは、 子どもを産んだ

小さく小さく、でも進んでいること

二週間検診を受けた今日。 退院後初めて外に出て久々に長男を保育所へ連れて行った。 寂しそうな顔をして部屋に入っていったのだけれど、先生の連絡帳によると目を真っ赤にしながら涙を堪えていたのだそう。 新しい家族ができたこと。 母ちゃんがまだ元気いっぱいでないこと。 いろんなことに気を遣っている様子が端々に見えて。 ごめんね、という気持ちと。 日々大人になってるのね、という気持ちと。 いろんな感情が込み上げる。 二週間検診で担当してくれた助産師さんに、 「子育てってこ

新生児とイヤイヤBOYとの生活|産後ニ週間で思うこと

子育ては予想外の連続だ。 退院2日目。 まだ、赤ちゃんとの生活に慣れていない中、長男が発熱。 熱は高いもののエネルギーはあり余り、 遊んで欲しいとせがみ、わめき、泣き散らす。 一昨日の夜。 治りかけの熱が再び上がり、41度近くにまでなった。 その晩、夫が調子を崩していたので、 夜間のお世話も引き受けて休ませてあげようと思っていたのだが、 熱が高すぎて1時間おきに目が覚め、雄叫びのような声で泣いて叫んでいた。 その声で次男も目が覚め、 家族全員が寝不足に。 二人育児

感情の波に呑まれたら文字を打つこと

寝てなくて 苛立って 爆発。 傷つけると分かっていて 怒りのままに言葉を投げつけて。 そんな風にしたくないのに そんな風にしないと収まらない感情。 ぐっと堪えることができない自分が嫌になる。 自分で自分を攻撃してるぞって気づいて 今日出来たことを数えてみる。 そして気づく。 みんな頑張ってるって。 夫も。 長男も。 産まれたての次男も。 そして私も。 ごめんね、って言ったら いいよ、って返ってくる。 受け止めてもらえることに 甘えてるのはいつも私の方だ。 ごめ

当たり前の毎日に愛を

退院の日の朝。 我が子を出産した6日前が遠い昔のよう。 昨夜電話をしたら、 上の子の情緒はさらに不安定に。 その子とワンオペで向かい続ける夫もかなりまいっているようで爆発していた。 そばにいない。 それだけだけど、 そのことの大きさを身に染みて感じる。 寂しい時ぎゅってする。 辛い時寄り添う。 当たり前の毎日に忘れてしまいがちだけど、 そばにいると出来ることが、 そばにいないと出来ない。 大事な人が 寄り添ってくれている毎日の なんと愛おしく有難いことか。 こ

大切なことのために手放すと決めた日

ずっと悩んでいたことの決断をした。 生きていれば、 やり直しのきくことと、 二度とやり直せないことがある。 やり直しのきかないことを決めるのは、 とても勇気のいることだ。 このことと向き合う度に、 何度となく泣いた。 今もちょっと泣いている。 本当は、 答えは最初から分かってた。 自分にとって最も大切なことは、 家族が笑顔でいられること。 そのために、自分が笑顔でいること。 ただ、 諦めがつかなくて、 自分の中で何かに納得したくて。 最後の最後まで、 足掻い

大きなお腹を抱えた今日の日の記録

今私は39週の妊婦で、産科でノンストレステストというものを受けている。 38週中くらいには産まれてるかなぁ、 と思っていたのだが、お腹の子は意外とのんびりされているようだ。 二人目だし、早めに産まれるだろうなんて安易な感に頼っていたら、あらあら不思議。 あっとゆう間に規定体重に。 一週間で1kgも増える、妊娠後期の恐ろしさを味わっている。 産まれる前から 「思うようにいかないのが子育てですよ」 と言わんばかりだ。 「二人目って、一回経験してるから楽なんでしょう?」