「カメラのセンス」という話
「カメラのセンス」という話
カメラのセンスはどうですか?
イイ絵は撮れましたか?
紙焼きにしましょう♩
少し考えてみましょう。
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ようこそ。門松一里です。静かに書いています。
いつもは、
「あまり一生懸命になるな」という話
https://note.com/ichirikadomatsu/n/n081dd28c9a6c
とか、
「沈黙」という話/「東アジアの思想」という話
https://note.com/ichirikadomatsu/n/n416e39d84b94
を書いていますが、本当はノワール作家です。
という話(ik)を連載しています。
こちらは調査資料(エビデンス)を使った「思考の遊び」――エンタテインメント(娯楽)作品です。※虚構も少なからず入っています。
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〈イイ絵は撮れましたか?〉
シャッターを切ったときに「最高♩」であったとしても、後で観ると「ん?」となることがあります。
一方で、プロフェッショナルと同じものを撮ったときに自分の絵のほうが美しいと感じることがあります。
まず、後者から。
イケア効果(IKEA effect)という認知バイアスがあります。
観察者が科学的な情報を誤りだと認識してしまう効果です。自分が作ったものは、他より高く評価してしまうのです。
もう一度言います。
素人は、自分が撮った絵を他者より高く評価してしまう過誤があります。
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〈紙焼きにしましょう♩〉
前者の違和感は、シャッターを切った瞬間よりセンスが高くなっているということです。
結果を出すことによって、比較ができます。この正しい評価は、紙焼きすることで(物理的に評価することで)顕著になります。
プロフェッショナルの写真は、需要の枠に収められています。それと比べることによって、センスが高まり、経験値が増えます。
こうした有益な経験を重ねることで、生き方も変わってきます。
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カメラのセンスを高めるには、本物を多く観ることです。デジタルデータではなく、紙焼きされた写真や絵画や美術品を観ることで格段に向上します。
紙焼きでなくても、現代社会のほとんどすべては印刷されています。手書きのものなど少数です。
私たちは物理的に完成された商品を多く買って、それらに囲まれて生きています。
あまりに汎用すぎて、使うことにしか考えていません。それも言い過ぎかもしれません。あまりに無意識に、ただ使うことしかしていません。
ですから、お気に入りの商品があれば、じっくりと観察してみましょう。
色、形、原材料、その使い方。その造形を観ること、使うことです。#金継ぎ
分からない場合は、お気に入りを奥にしまって隠してしまいましょう。
違和感の他に足りない何かがあれば、それがセンスです。
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運や才能のある天才と違って、凡人にあるのは技術とスピードとセンスです。
〈技術〉
カメラに慣れてきたら、
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II や E-M1 Mark III などの
上位のカメラを使ってみましょう。
まるで、自分の腕が上がったかのような錯覚になるほどカメラがサポートしてくれます。
その時に必要なことが次の三点です。
《重要》
カメラを用意して、その場所に行って、シャッターボタンを押す。←これだけです。
《補足》
必ず水平に構えること。←絶対に守ってください。
《基準》
25mm(35mm換算50mm)レンズで標準の感覚をつかむ。←基本です。
これらをしていないと、せっかくの高品質なカメラが台無しになってしまいます。
特に「必ず水平に構えること」ができていない人が多いです。
《補足》ではあるのですが、あまりにも基本なので教本には書いていません。#blackjoke
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〈スピード〉
スピードだけは年齢が若いほど有利です。加齢してからスピードを求めることはできません。
あるていどの年齢から始める場合は、逆にスピードを止めることを学んでください。
この点、E-M1 Mark II, E-M1 Mark IIIのボディー内手ぶれ補正の効果は優れています。
他メーカーであれば三脚が必要な状況(シチュエーション)であっても、ブレずに撮ることができます。
ご高覧、感謝です。 サポートによる調査資料(エビデンス)を使った「思考の遊び」――エンタテインメント(娯楽)作品です。 ※虚構も少なからず入っています。