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入社式で新入社員に向けて話した、Enjinで働くことの意義と価値

いつもお読み頂きありがとうございます。
Enjin代表の本田幸大(@kohdai_enjin)です。みなさまのお仕事や健康のお役に立てればと、毎月第1・第3月曜日の8:00に更新をしています。(本日は正午に投稿しています)

先ほど2023年の入社式を終えました。
今年もEnjinにたくさんの新入社員が入ってきてくれました。これは大変ありがたいことで、いつも感謝の気持ちと共に入社式を心待ちにしております。

毎年、入社式では私の想いを直接伝えているのですが、本日お話した内容を皆さんにもシェアしたと思います。Enjinがどのような想いで社員を受け入れているのかをご理解いただけると嬉しいです。

▶︎入社式で伝えたEnjinの想い

※一部抜粋

まずは数ある企業の中からEnjinを選んでくれて、ありがとう。
心から感謝します。

もしかすると、この中には「Enjinが第一志望ではなかった。」という人もいるかも知れません。多くの就活生が羨望する「人気企業ランキングTOP10」に入るような超人気企業を志望しながらもEnjinにたどり着いた。なんて人もいるでしょう。

でもEnjinに入社を決意してくれたという事は、
あなたとEnjinとの間に「ご縁」があったという事です。

私たちEnjinはそのご縁を大切にし、ご縁のあった皆さんを心から歓迎します。Enjinが皆さんに対して与えられることは「あなたの能力を最大化し、より良い人生を送る支援をする」ことです。

その上で、あなたがEnjinで働く意味を知ってほしいのです。

今回、最も伝えたいことはまず3年間やりきってほしいというメッセージです。これは3年間やりきることで、「本当の自分」を知ることができるからです。皆さんは社会人1年目です。資本主義市場においては生まれたばかりの赤ちゃんです。

一体、自分には何ができて、何が向いているのか。
自分がどのくらいのスピードを出せるのか。
知っているつもりでも、実は全くわかっていません。

これは私も同じでした。
それを知るためにEnjinで3年間やりきって判断して欲しいのです。

皆さんはこれからプロとして仕事に取り組みます。働く拠点は世界で最も大きい市場と言われ、資本主義の最前線を走る「東京」。その中心地である「銀座」です。

その環境はあなたが想像するよりも厳しく、当然甘えは通用しません。

思った通りに提案が出来ずに落ち込むこともあるでしょう。
なかなか成果を出せずに苦しい時もあるでしょう。

周りの上司や先輩もはじめはそうでした。
同じように上手くいかない経験もしています。
思い切って上司を信頼してブレーキを預けてください。
必ず成長の手助けをしてくれます。

私からも成功するために必要な智慧や、メソッドを授けていきます。そして、その壁を自ら乗り越えた時、あなたは大きく成長していることでしょう。

しかし、自分が壊れるほどに頑張り過ぎてはいけません。
人と比べて無理をしてはいけません。

その力加減の定義は
『人生を最長距離を走れるスピードで走り続けることです。』

人生は良くマラソンに例えられます。
たとえばあなたが1日100%の力をふり絞って、100km走れる人間だとしましょう。

あなたが丸1日無理をして200%の力で200kmの距離を走り続けたあと、その結果、身体を壊して3日休めばこの4日間で走れた距離は200kmです。でも80%の力を継続して4日間走れば320kmの距離に到達するわけです。勿論、 チンタラと50%の力で走っても4日間では200kmです。

つまり最大距離を走るためには
「焦らず、弛まず、コツコツと」走り続けることが重要です。

先ほども言いましたが、人と比べてはいけません。自分の最大距離を走ることが大切であり、その適切なスピードを判断するための3年間です。そのマラソンコースとしてEnjinは最適です。

もしも自分が出せる力で走った結果、万が一、目標を達成しなくてもダメな人間ではありません。またその経験も無駄にはなりません。自分の能力を理解できた、今後の人生をどう生きるか判断出来た、と捉えて、最善結果を受け入れましょう。

そしてEnjinで3年間走った結果、初め自分ができなかったことと、今できるようになったことを振り返ってみてください。東京のど真ん中のPR業界の新規法人営業をやり切ったあなたには、社会で生きていく力を確実に得ていると保証します。そしてそこでわかったあなたのペースに合った働き方を共に考えていきましょう。

社会ではあなたの「できる」に対して、仕事で成果を出すことができ、その成果に対して「働き方」を選ぶことができます。逆に言えば、もしあなたの望む「働き方」があっても、「できる」ものがないと何も選ぶことはできないのです。

冒頭にお話しましたが、実は私も「人気企業ランキングTOP10」に入るような超人気企業を志望し、その願いが叶わなかったひとりです。決して特別な人間ではありません。

そんな私が最初の会社に入社したときに決めていたことがあります。

「ご縁があって受け入れてくれた会社なら、
まずは自分ができる限りの力を出して3年間はやり切って貢献しよう」と。

そしてもし、その仕事に自分はセンスがないと感じたら和歌山の地元に帰って、のんびり仕事でもしよう。と決めていました。

もしもあなたが3年間やり切って、もしキャリアに迷ったら相談してください。これまでのあなたの頑張りを一番近くで見てきた先輩が、親身になり、アドバイザーとしてEnjin内でのキャリアや、公務員や他社の転職も視野に入れてフラットに相談にのります。

それはなぜか。
あなたを一社員のコマとしてではなく、1人の人間として、Enjinの仲間として、OHANAとして受け入れているからです。

これがEnjinの掲げるOHANAポリシーです。

このように私が言いたいことはまずは3年間、走り切って自分がどれだけやれるのかを理解して欲しいということです。

人生は道場です。苦しいこともあるでしょう。

しかし、苦楽は表裏一体であり、同時にやってきます。若いころの貴重な時間をEnjinで走り抜けてくれるのなら、後悔はさせません。

しっかり自分と向き合い、進むことを止めなければ、結果的に成長しているでしょう。そして走り抜ける中で、あらたな自分を発見することができます。これが本当の意味で「最高の自己分析」になり、人生においてプラスになります。

これが私がみなさんに伝える最初のメッセージです。

辛くなった時、またサボりたくなったときこのメッセージを思い返して見てください。常にあなたの最大距離を探し続けてください。

「焦らず、弛まず、コツコツと」

株式会社Enjin 代表取締役 本田幸大


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