健康ジプシーになる
せっかくここまでこれたのに・・・
もう少し20代が続きますが…(この自己紹介終わるのか…)気長にお付き合いください。
初めての手術、入院、そして療養生活。健康印で生きてきた私は、状況を受け入れることができませんでした。
とりあえず、九品仏の家はそのまま継続して家賃を払い、いつでも帰れるようにだけはしておきました。
両親は東京は引き払って、もう戻っておいでと言ってくれますが、
まだ戻れない!
これで東京から愛知に戻ったら、絶対一生後悔する!そんな思いだけはずっと持っていました。
持ってはいたけど、フリーランスの私は仕事もまた探さなきゃいけないし、また一からやり直すことができるのか…などなど、いろんな思いがグルグル頭を駆け巡る日が続きました。
体が弱っていると、心も弱ります。多分このころが人生で一番弱気だったかもしれません。
復活!&奇跡✨
弱気だったんだけど、体の調子が戻るのと比例して、いつもの私が戻ってきました(笑)文章で書くと早いけど、3ヶ月後くらいです。
今なら分かるけど、心と体は繋がってますね。
貧血も当初、標準の数値の半分以下くらいまで下がっていましたが、先生に言わられた通り、よく食べよく寝ていたら、標準の数値越え。丈夫な体に産んでくれてありがとう~!!と心から叫びたかった。
そうなるとうずうず、もぞもぞ。
またもや親の反対を振り切って(もう親も諦めてる)、いざ東京へ!by夜行列車ムーンライトながら←なにげに昔からプチ乗り鉄。
さてと、まず始めなくてはいけないのが仕事です。そうです。生きるにはお金が必要なのです。
幸い色々と仕事で叩き込まれていたので、ある意味初めてハッタリじゃなく(笑)仕事探しに取り組むことができました。
いくつかのデザイン会社にあたって、その中の一つといよいよ話がまとまろうとした頃、某飛行機会社の方から「今どうしてるの?」と連絡が。
かくかくしかじがで■■というデザイン会社で仕事が決まりそうです。と話をしたら、なんとそのデザイン会社さんが、来月からこの機内誌を担当する会社だったという。
で、それならうちでまたやりなさいよ!ということになり、前職と同じフリーランスで、前職の仕事を続けることになりました。
大好きな職場で、大好きな人たちばかりだったので、こんな偶然ある~!?と思いながらも、このご縁と奇跡的な巡りあわせに感謝なのでした。
ちなみに、そのデザイン会社さんもそれはしょうがないですよねぇと理解をしてくださり、結果、立場を変えて一緒に仕事をすることになりました。
毎日が充実していたけれど・・・
さて、そんないきさつもあり、私、かなり仕事に燃えていました。
できることが増えてくるのと比例して、仕事はどんどん忙しくなり、本当にず~っと仕事をしている生活です。夜、こっそり抜け出して皇居を一周走ってまた仕事に戻るみたいなこともしてました。
帰りは深夜になることが普通だったけど、それでも、時々仕事仲間と朝まで飲んだり、休みの日にはデンマーク料理を習ったり。(←どんな料理?って思ったでしょ)
仕事にやりがいも感じ、責任感も使命感も感じ、毎日が充実していました。
ところが、充実しているのに、だんだん私の体は不調になっていくのです。不調と言っても何か病気になるとかではありません。
不定愁訴というのが正しいのか、とにかく低空飛行で保っている。そんな感覚でした。最初は手術のせい?なんて思っていましたが、定期検診にいけば全く問題なし。
この低空飛行…本当にスッキリしない…。
健康ジプシーになる!
なにか病気になっているわけでもないし、仕事ができなくなるわけでもなく。むしろ無理はできちゃう。
けど、低空飛行。
確かに思い当たることは沢山あります。生活は不規則だし、栄養のバランスなんてあったもんじゃないし。好きな仕事とはいえ、ストレスだってある。
これは体を整えないといけない。人生で初めて体に意識が向いた頃です。
最初は確か、なんかのサプリから始まったと思います。ここから、私の健康ジプシー(健康中毒、健康信仰とでもいった方が合っているかも)が始まります。
当時、健康モノで出ていたものはほとんど試したと思います。食事のことや運動、鍼灸やマッサージなどはもちろん、まだその当時はメジャーでなかったファスティングもしてました。
探しに探して新宿の雑居ビルの一角にある酵素風呂に入って、お店の人によく見つけたね~って驚かれたり。
当時は仕事と健康モノで一日が終わっていくような日々です。
でも、ぜんぜん体調は変わらず…むしろ低空飛行がさらに低空になっている感じでした。
どうしたんだろう…私…。
こぼれ話~デンマーク料理編~
デンマーク料理ってどんな料理?って思いますよね。私もネットで見つけた時思いました。
それまではデンマーク=ロイヤルコペンハーゲンくらいのイメージしかありませんでした。
基本、乳製品が沢山使われています。バター、ヨーグルト、サワークリーム、生クリーム。さすが酪農王国。
味付けはとても素朴だったように思います。あとミニハンバーグのようなデンマークの伝統料理(名前忘れましたが…)も美味しかった!
いつもお料理の後はテーブルをセッティングしてワインを飲みながら、みんなでワイワイやるそんなアットホームなお料理教室でした。もちろん食器はロイヤルコペンハーゲン。
このお教室はデンマーク人(ご主人)と日本人(奥様)のご夫婦のお宅で開催されていたのですが、料理だけではなく、北欧の文化に触れることができた貴重な時間でした。
ちなみに、お料理を教えてくれるのはご主人です。奥様はデンマークの伝統の刺繡の作家さんとして活動されていました。これまたかわいいのよ。
後に、出てきますが、農業を始めたのはデンマーク料理教室が一つのきっかけになっていると思います。
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