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天然水

こんばんわ

いま目の前に「サントリー南アルプスの天然水」ってやつがあります。最近は水にハマってて、毎日2リットルくらい飲みます。相棒ですね。

今日はそんな相棒のお話。



なんとなーく水が飲みたくて、なんとなーくAmazonでポチって、なんとなーく毎日飲んでるけど急に疑問になりました。


「南アルプス、どこよ?」
(小峠さんのイメージ)


ぼくはとっても残念なことに「相棒の出身地も知らないなんて、お互いの携帯番号知らないダウンタウンみたいで素敵だわ(ハート)」では、片付けられない性格です。

まぁ南アルプスについては調べたらすぐ分かりました。あの辺です。(もう忘れた)


あと気になるのは、こいつの素性です。


果たして、ほんとに南アルプスから来たの??


疑ったままともに暮らすことはできないので、親元のサントリーさんに確認。(検索検索ぅ)

どうやら、ほんとに南アルプスから来てるらしいです。疑ってごめんよ。


サントリーさんは南アルプスに工場を持ってて、そこでうちの相棒を日夜生み出してくれているみたいです。あざす。


南アルプスの山々の地下水を工場で汲み上げて製品化してるようですが、その源は海。

海の水は蒸発してやがて雲になります。雲は雨や雪降らせ、その雨水や雪解け水を森が受け止めます。徐々に森が水を吸収し、山に染み込みます。山は何層もの地層になっているので、天然の濾過装置。どんどん水は綺麗になって地下へと進み、そのまま流れて海へ還ります。

この、「地下→海」の途中でサントリーさんは地下水を汲み取って美味しい天然水にして各家庭に届けてくれてるのです。というわけで、誇大もゼロのガチクリーンな水なのでした。


驚くべきは、その地下水になるまでの期間。
海から地下水になるまではなんと20年もかかるそうです。

ということは、いま海を汚してしまったらもしかしたら20年後はこんなに美味しいサントリー南アルプスの天然水(ステマ疑惑)を飲むことが出来ないかもしれないわけです。山を汚くしてしまっても一緒ですね。いくら、洗剤入れるし洗ってくれるんだから!と思っても、汚い洗濯機より綺麗な洗濯機で洗濯したいですもんね。


これは、なんだか人間も同じだなぁと思います。

いまの自分は直接20年後の自分に関係ないように思えても、実は今日の自分の延長線上に20年後があって、なんだったら今日の自分も20年前の自分の延長線上にあるわけです。


これから20年間、いろんな雲を通ったり山に受け止めてもらったり地層に濾過してもらいながら綺麗な美味しい天然水になっていきたいなぁと思うのでした。


ん?でも、誰か汲み取ってくれないと
そのまま海に還っちゃうぞ??





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