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藤沢野焼祭の出品作品を作成しました!

藤沢野焼祭が近づいてきました。今年もたくさんのやきもの愛好家が集まるこのイベントに、私も出品することにしました。

テーマは「猫」。愛らしい猫をモチーフにした作品です。今回は、その作品制作の過程や思いを共有したいと思います。

藤沢野焼祭は、岩手県一関市で8月10日に開催されるやきものの祭典です。今年で第47回目を迎えるこの祭りには、地元の陶芸家やアマチュアの作品が一堂に会し、多くの人々がその美しさを楽しみに訪れます。私がこの祭りに参加するのは初めてですが、作品作りに熱を込めて挑みました。

制作の始まりはデザインから。猫の姿をどのように表現するか、何度もスケッチを描きました。細部にこだわりつつも、温かみと愛らしさを忘れないよう心掛けました。土を触り始めると、手に伝わる感触がとても心地よく、まるで本当に猫を撫でているかのような気持ちになりました。

ねこ完成間近・・・

形を整え、細部を仕上げる作業は時間がかかりましたが、その過程で作品への愛着が一層深まりました。特に耳や尻尾の、愛らしい表情の表現には力を入れました。最初はうまくいかないこともありましたが、何度も修正を重ねることで納得のいく仕上がりになりました。

現在、作品は乾燥の工程に入っています。乾燥は非常に重要なプロセスで、焦らずじっくりと時間をかけます。しっかりと乾燥させることで、当日の焼成がうまくいく可能性が高まります。乾燥中も毎日様子を確認し、ひび割れがないか注意深くチェックしています。なんとかうまく焼きあがってほしいと、わが子を見守る思いです。

ねこ乾燥待ち・・・

これから出品申し込みをする予定ですが、祭り当日に焼き上げるこの猫のやきものには、私の猫への愛と、見た人が幸せな気持ちになるようにとの願いを込めています。この作品が、多くの人々に微笑みをもたらし、心温まるひとときを提供できれば幸いです。

ここで一句:

猫の夢
やきものの中
舞い上がる

藤沢野焼祭への作品の出品はまだまだ間に合いますので、ご興味があるかたはぜひ参加なさってください。粘土をこねこねすると日々の疲れを忘れて、童心に返ったような気持ちになります。QOLが上がること間違いなしです!!

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