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記事一覧
FOMCとは?ニュースは何を見ているの?
今回は先週話題になったFOMC(Federal Open Market Committee :連邦公開市場委員会)がどういうものか、ものすごく単純にまとめました。
結論としては個人投資家がFOMCについて自分で調べたり原文をあたったりする必要は無く、ニュースで自然と流れてくる情報を見れば十分だと思います。
しかし、ニュースが何を元に記事を書いているのか知っておくとイメージが湧きやすいと思います
PBR1倍割れが割安は間違い、正しいPBRの解釈とは
PBR(Price to Book value Ratio:株価純資産倍率)1倍割れは割安とよく聞かれますが、今回はPBR1倍割れは割安ではなく、むしろ割高の可能性すらあるという話をします。
PBRは市場の評価である時価総額が純資産額の何倍ついているかという指標です。
例えば、100万円の純資産を持っている会社の時価総額が200万円ならPBRは2倍になります。
100万円の純資産といっても、
なぜ雇用統計に注目するのか
今回は雇用統計について書きたいと思います。
雇用統計は経済指標の中でも特に注目度が高く重要な指標ですが、なぜなのでしょうか。
そもそも初心者の方は経済指標を見る意味自体よく分かっておらず、指標が良ければ株が上がるので、なんとなくそういうものだくらいの認識だと思います。
そこで今回はなぜ雇用統計が重要なのか、雇用統計を見るうえでの考え方について書いていきたいと思います。
雇用者数はGDPに直
バイデン政権下の財政赤字規模
バイデン政権はかなり大きな政府を目指しています。
私のクレジットサイクルの記事で信用創造の仕組みを理解したうえで読んで頂ければと思いますが、大前提の知識として政府の赤字は民間の黒字で、通貨の新規発行に等しいです。
【再掲】株価サイクルの天井と大底を予想する方法~③信用創造とクレジットサイクル編~
【再掲】当マガジンでは月1回マーケットサマリーでクレジットサイクルを確認していますが、新規読者はよく分からないと思うので株価サイクル判断シリーズ全4編のうち毎月1編ずつを再掲します。既読の方も繰り返し読んでお金の仕組みと株価サイクルの関係を自分のモノにして頂ければと思います。
以下過去記事
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①→概要編
②→お金の仕組み編
③→信用創造とクレジットサイクル
株価バリュエーションの考え方
今回は初心者でも出来る簡単な株価バリュエーションの考え方について書きたいと思います。
これは私が実際にやっている方法です。
使うのはPER、PSRなどの簡単なバリュエーション指標と銘柄調査・想像力で、難しい株価モデルなどは使いません。(株価モデルを使えばより細かくできますが、結局のところ想像力が占める割合が大きく、PERでざっくりやっても投資判断に大きな違いは出ないと考えているためです。)