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アート思考・後藤繁雄の一日一微発見

「一日一微発見」というのは、僕が師匠だと思っている文化人類学者、故・岩田慶治が日々やっていたこと。 僕はそこからヒントをもらって、もう15年ぐらい前だけど、ネットで日々連載してい… もっと読む
編集者・アートプロデューサー・京都造形芸術大学教授/後藤繁雄です。 アートや編集のこと、思考、アイ… もっと詳しく
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#編集術

進化する編集④「開かれていない編集」は退屈だ/一日一微発見426

「戦略的編集」は、「ケーススタディ」の具体性から学ぶことにより始めるのが良いと思う。 「…

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割引あり

進化する編集②補助線としての中沢新一『レンマ学』/一日一微発見421

編集は実践の術だ。 僕は編集のことを、出版で仕事をしている編集者の独占物としても、職人的…

100〜
割引あり

「進化する編集」ことはじめ①/一日一微発見419

僕は文字や写真を組み合わせて印刷物にするという意味での「編集者」の仕事を長くやっている。…

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割引あり

逸脱する編集①ブライアン・イーノのジェネレイティブ/一日一微発見364

僕は編集とはマーケティング的に「同質性」の価値を生み出すものではなく、「差異」や「逸脱」…

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編集者ではない人の中にある甚だしい編集の力・ENDLESS NOTEのちょっと早いあとが…

梅雨はどこかに行ってしまったのか? 窓の外を見ると、都市が砂漠の街のように白く炎上し…

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楽しいEDIT.ポラロイド写真を整理・編集している/一日一微発見131

このコロナの空白期から、新しい「習慣」が始まった。 原稿だけでなくいろんなことをリミ…

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IN&OUT of TOKYO 06「開かれた編集へ/若木信吾とのig liveの時のメモ」/一日一微発見125

写真家・若木信吾とつきあいはもう25年以上だろう。 彼がアメリカのロチェスターで写真の勉強をし、NYから帰ってきた時に会って以来だ。 ずっと前に、信吾の「おじいさん」(写真集の被写体としても有名)が生きている時に、急に信吾が「おじいさん」にインタビューしてくれと言い、浜松にやってきたことがあった。 その時より以前は、『独特老人』に収録したくて、作家・藤枝静男宅を訪ねたことがあるだけだ。 藤枝さんは、志賀直哉の流れを継ぐ自然派文学なのに、彼の作品は、特異

有料
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たまには、本の修行時代のことについて書いておこう01/一日一微発見115

数日前に、コロナで閉じこもっている時間を使って、2日ががりで、この40年間に編集したり、執…

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日々の断片を編集せよ/一日一微発見105

編集力をアップしたり、価値観をシフトさせきっかけを与えてくれるものとして、メモは欠かせな…

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エンドレスノートのこと・ワークショップの本のこと/一日一微発見099

僕はこの3年間ぐらい、DMMオンラインサロン「後藤繁雄 進化する編集 スーパースクールオンラ…

「変化を先取りして取り組むため」の読書/一日一微発見084

本を読むという時間は、とても奇妙だ。 なぜなら本を読んでいる間は、椅子に座っていなくては…

動的編集のヒント/一日一微発見083

僕はある時からずっと、本を見事にしあげる「静的編集」ではなくて、もっとオープンネスでエン…

「あなたの編集」の始まり/一日一微発見081

「目をつぶって静かに妄想する。あなたがいる場所について書いてみよう」 それは、あなたの編…

「新たな編集」のためのヴィジョン/一日一微発見080

新たな編集について、どんなヴィジョンが打ち出せるのだろうか? 今はかつての紙媒体全盛の時代と全く違う。 本を前提にした教養や文章術なんて、ネット出現以降に、あっという間になし崩し的に、失効してしまった。 もはや長い難解な文章なんて、誰も読まないし、重い本を持ち歩くなんて、復活しないだろう。 でもだからと言って、文章や写真を操る編集力が衰退したわけではなく、逆にブログやインスタみたいに、時代の最も先端の必須ノウハウになってしまっている。 それだけではない。 コミュニティ