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アイドルファンが初めてaikoの LIVEに行った感想(240301武道館)

昨日、友人から急遽誘われ、aikoさんのツアー千秋楽にお邪魔しました。(一緒に行く予定の子が体調不良で参加出来なくなったとのこと)

実は人生で初めて買ったCDはaikoさん。小学校高学年の頃、ポータブルのCDプレーヤーにCDを入れて、お出かけの度に聞いていた記憶があります。大人になってからはあまり聞いておらず、武道館最終日に参加するのは恐れ多い気持ちもありながら、せっかくなので楽しもう、と思っていました。

また、武道館といえばハロプロ(女性アイドルグループ)だった私にとって新鮮な点がたくさんあったので、感想を記録しておきます。


圧倒的エネルギーと可愛さ

・終わったとたんの感想が「すごい…」としか出てこないほど、パワーとエネルギーがすごかった。ずっとステージを駆け回って歌いながら踊って3時間半??すごすぎる。(私は立ちつづけることすらままならなかった…)
・可愛い。もともと可愛いことは知ってたけど、やっぱりめっちゃ可愛い。歌ってる時の表情とか、関西弁混じりの喋り方とか、ちょけたダンスとか、「やろー?」みたいなお客さんとのやりとりとか、すっごい可愛い。私が子供だった時に大人だった人が、私が大人になっても変わらない姿なのって、なんか嬉しい。

めちゃくちゃ自由

・めっちゃ自由。休憩中に昔の歌をいきなり歌ってみてバンドがついてきたり、アンコール後に5,6曲(!!)即興演奏が始まったり、ステージ寝転んだり、お客さんと話しまくったり。なんならお客さんもめっちゃリアクションするし自由。

お客さん=友達??

・お客さんの男女比同じくらい、年代も20〜60代くらいまで、幅広いかつ偏りなくて新鮮だった。あと開始前から「aiko〜〜!!」って叫ぶの男性ファンも結構いて、アイドルファン的な空気もあるのが面白かった。
・お客さんとの距離、ちっかい!!!私が推してる女性アイドルのライブだと、目が合って手を振ってくれるとか、口パクでコミュニケーション取ってくれるなどがスーパーファンサの認識。それだけでも勿論めちゃハッピー。なのに、aikoさんはめっちゃお客さんと会話するし、1列目は何度も目の前で歌ってもらった上に握手してもらってたし、ファンからうちわとかチラシとか貰ってた。(??)ファンサの域じゃない。純粋に絡むの楽しくての結果だと思うけど、カルチャーショック。めっちゃ感じいい。ひょうきん可愛い。

歌がうっまい

・いうまでもないがさすがの歌のうまさ。結構不可思議なメロディラインとか、テンポが速い曲とか、決して歌いやすい曲ばかりではないと思うんだけど、シンプルに音外さないのすごい(歌手に対してのコメントとして逆に失礼かもだけど)。そして声が20年前にCDで聴いてた声と変わりなくて、むしろ深みも増してて、それって努力なしにできることではないだろうなと。
・演奏メンバーも格好良かった。いっぱい巻き込んで話したり、フューチャーしている場面が多かったからこそ記憶に残ってる部分も大きいと思うけど、生演奏のよさをしみじみ感じた。おじさんたちがピシッとした服着て一斉に金管楽器?吹いてる光景が好物すぎてずっと見てた。あとバンドチームの踊りがきゅんとした。プロ感が素敵だった。バイオリン?の皆さんで終わる曲が、クラシックで超壮大って素敵だった。

知らなくても楽しめたけど知ってたら何倍も楽しい

・知らない曲が8割だったけど、歌うまいな〜と思いながら演出も含めて楽しみながら見れた。とはいえ、aikoさんの曲は歌詞を理解するとずっと世界が広がると思うので、そういう意味ではもっと予習できてたらさらに楽しかったと思う。
・知っている曲は好きな曲ばっかりでテンション上がった〜〜。カブトムシや花火はもちろん、密かなさよならの仕方、飛行機、恋人同士、be master of lifeなど(be master of life, ずっとなんて言ってるのか分からずビマサーバライって歌ってたけど、こういう意味だったのか。20年越しの真実)。「不安を拭うことの一生できない恋なら私は大きな声であなたにさよなら言おう」とか、「声も愛も注がず枯らしたのは私」とか、キーフレーズがいまだに頭に残っていて、自分の根幹に結びついている感すらある、aikoさんの言葉の力。

結び

総じて、とても和やかでエネルギッシュで素敵な空間でした!音楽のちからを感じたし、個人的に「人間aiko」さんの魅力に打たれた時間でした。最近の曲も聴いてみようと思います。


初恋のカバーを描いてみました。
瞳がとっても可愛い。


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