puppeteer-firefoxのゆるふわ調査

先日experimentalでリリースされたpuppeteer-firefoxの仕組みが気になったので少し調べてみた。puppeteerはCDP（Chrome DevTools Protocol）を直接叩いているので、CDPを持っていないfirefoxでどうやってるんだろうと。

puppeteer-firefox

各ブラウザにおけるCDP互換性はこんな感じで、ばらばらですね。firefoxはサポートないっぽい。

RemoteDebug Protocol Compatibility Tables

Readmeをみていると、どうやらjugglerというpuppeteerのAPIのパッチをあてたfirefoxを使ってるよう。なるほど。

firefox起動時に下記のオプションを与えるとパッチがあたるっぽい（/puppeteer-firefox/lib/firefox/Launcher.js#L61）

firefoxArguments.push('-juggler', '0');

Bugzillaにも「Support Chrome Puppeteer API」というチケットがあがっているので、将来的にはfirefox側にマージしていくのかな。W3CのWebDriverとの関わりが気になるである。

雑な調査ですが、今年は質にこだわらずどんどんアウトプットしていこうと思います。