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物より知識や経験を大切にしたい

幸せとはなんだろう。

そんな風に考えることが時々ありました。

考えるたびに違った答えが導かれる事もありました。

その時の心の状況やこれまでの価値観の相違により
今まで幸せだと思っていたことがある日突然違う感覚に陥ることさえあるから不思議です。

幸せは、自分で決めることができる。
幸せかどうかは、自分の心にしかわからないものです。

物欲が大爆発したり
モノや人に囲まれていないと不安になるなど
とにかくモノがあれば幸せになれる
皆が持っているようなモノを手に入れることが出来たら心が満たされる
そういった気持ち。

多くの人が気づいているような気づいていないようなことなのですが、
必要以上にモノがあっても、それで幸せになれるかどうかはわかりません。

それでも尚物を手に入れようとしてしまします。

「今より幸せになれるはず」
そう信じることがやめられないのです。

「たくさんのモノの中で本当に幸せになれる?」

「色々買い物して人生の幸福度はちゃんと上がっている?」

本当に必要なモノ、今まさに使う必要があるモノががないとそれはそれは不便です。

では、どうしてどんどん部屋の中がごちゃごちゃしてしまうのでしょう。
なんで頭の中がごちゃごちゃしてしまうのでしょう。
気持ちが落ち着かないのはなんででしょう。

部屋がごちゃごちゃ、頭の中もごちゃごちゃな理由の多くは
心がざわついているから。
そんな状態だと徐々に頭の中もごちゃごちゃしてくる。
雑念が生まれ次第に部屋もごちゃごちゃしてくる。

モノを買わなければものは増えないし、モノをもらわなければ増えない。
簡単そうですが、心が満たされていなければ難しいことです。

モノと言ってもさまざまですが
大抵のものは手に入れた瞬間が一番幸福感が強い。
その後徐々にその幸福感は薄れていく傾向にあります。
ですから、買ってもしばらくするとまた新しいものが欲しくなるのです。

幸せな気持ちにしてくれるモノも中にはあります。
それは自分が本当に必要としているものだけです。
見極めが難しいですが、心が満たされた時は自然と物欲がおさまります。
欲しいのモノは必要なものだけ。
そんな感覚になるのです。

モノは買った瞬間の高揚感がクセになるとよく言われます。

どんなに欲しかったブランドものを買っても
新しいものが出るたびに欲しくなるように。
時間の経過とともに高揚感が薄れていきます。

なぜまた新しいものがすぐに欲しくなるのか。
それは、本当の幸せはそこにはないから。
モノをたくさん手に入れて、どんなに幸福度を上げたいと思ってもそれが叶わないのは、そこに幸せがないからです。

どうしたら幸せな感覚、幸福度を維持できるのかですが
それはたぶん、思い出を作ることとさまざまな経験をすることだと感じます。

思い出や経験、知識の価値は下がりません。
むしろこれらは月日が経つごとに幸福度が上がると言われています。

思い出は何にも変えられない。
経験は何にもはえられません。

色んなことを経験することの方が、モノを買った時の一時的な高揚感より
その後幸せと感じる瞬間が増えます。

記憶がなくならない限り知識とし、経験談として
人に話したり伝えていくことができます。

憧れの場所に行く
美しい景色を眺める
怖いけど挑戦してみたかった何かに挑戦する
学びを深めたい

色んな幸せがあります。
色んな形で幸せが存在します。

私はモノを増やすより、経験や知識をつけたいと思っています。

幸せとはなんだろう。

今は心に刻まれたモノ、思い出が増えることに幸せを感じます。



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