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#19 【自己理解】日々のタスクと鬱々に隠されてしまった私の気持ちはどこにある?


私は定期的に心が瀕死になる。

例えるなら、心の中のコップに毎日少しずつ少しずつ鬱々が溜まり、それが満杯になる感じ。

何が原因で気持ちが沈んでいるのか分からなくなって、もはや自分でもどうしたらいいか分からなくなって、生活のすべてが悪循環になる。

コップの中に溜まっていく鬱々は、1つ1つは本当に些細なこと。
体調があまり良くない時に子供に癇癪起こされてイライラしたとか、何かちょっと凹むことがあって話を聞いてもらいたかったのに真剣に聞いてもらえなかったとか。
辛かったり悲しかったりすることがあってそこに共感して欲しかっただけなのにうまく気持ちが伝わらなかったとか。

そういうとても小さな引っかかりが次の引っかかりを連れてきて、それがどんどん積み重なって溜まっていく。
そうすると楽しいことややりたいことが思いつかなくなってくる。やりたいことはたくさんあるはずなのに、どれもやりたい気分にならない。時間だけが無意味に過ぎていく。仕事が苦痛になる。家族との時間がただのルーティーンになっていく。

まさに、昨日がこういう状態。コップが満杯になって溢れてしまって、このモヤモヤをどう解消したらいいかわからなくなって、息子と夫に八つ当たりし、自分の心を回復させる方法もわからなくなって八方塞がり。


そんな私を見かねて、夫が言った一言が
「お前の気持ちはどこにある?」

この一言にはっとした。

私の気持ちはどこにあるんだろう?
私は一体何をしたいんだろう?
私が望む状態ってどういう状態なんだろう?
私の幸せはどこにあるんだろう?

考えているうちに涙がどんどん溢れてきた。自分の気持ちがわからなかった。自分の心がどこにあるかわからなかった。家族のことが大好きなはずなのに大好きだって思えない状態になっていた。

頭で考えているうちに、どんどん目的を見失っていってしまっていた。あれもしなきゃこれもしなきゃ、これもできなきゃ、これもすべき、こうあるべき、…。

やりたいことがある事は幸せなことだけど、やりたいことや目指したいものに追われてしまって、目の前の大事なことを見失ってしまうのは本末転倒である。私は定期的にこの負のスパイラルに陥ってしまう。


夫の一言でコップの鬱々が空になった私は、心スッキリ、息子に怒ってしまうこともなく、平和な一日を過ごせましたとさ。

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