7歳の社会課題解決アイデア:サンタクロースとトナカイに働き方改革とクリスマスのラッシュ緩和を

メリークリスマス。

サンタトラッカーを楽しく眺め、子どもを送って行ったらお餅つきの臼と杵がセッティングされていて一気にお正月感に包まれています。

きっと多くの家庭に昨夜から今朝にかけてサンタクロースが来訪したのではないでしょうか。

クローゼットに隠しておいたプレゼントを、実は子どもは既に見つけていた、というハプニングを聞いたり、直前に手に入れようとしたら近くの店やオンラインで購入できず遠くまでわざわざ買いにいったという涙なしには聞けない話や、前日にサンタクロースへの手紙の内容が変わったとか、サンタクロースへの依頼内容が多すぎるとか、それぞれの子どもたち(と保護者)の個性が炸裂するホリデーシーズン。

我が家ではこんなことが起きました。

7歳息子「ねぇママ。東京のひとって、ポスターを貼ったりニュースでやったり、一生懸命朝の電車の混雑を緩和しようとしてるでしょ。」

母「うん、そうだね。」

7歳息子「僕考えたんだ。サンタクロースとトナカイが24日の夜に世界中の子供たちにプレゼントを配ったらどうなるかなって。きっと、空は大混雑だよね。そして、世界中の子どもたちへ配るプレゼントを載せたソリは過積載でボロボロ。あと、サンタクロースもトナカイも、一晩寝ずにずっと移動して配り歩いてるってすごく大変だし疲れてしまう。だからね・・・僕たちのぶんは、24日の夜じゃなくていいよってサンタクロースに伝えたいんだ。」

母「ほ・・・ほう。」

7歳息子「だから、早めにきていいよって言ってくれる?」

母「了解。伝えておくね。」

かくして我が家には23日の夜にサンタクロースがやってきて、24日の早朝から子どもたちは興奮の渦に包まれたのでした。

この息子の主張の根底には「早くプレゼントをもらいたい」という希望があったのでしょう。しかし「早くほしい」と言ったところでサンタクロースは持ってきてくれない。じゃぁ、サンタクロースの行動を変えてもらうためにどうしたらいいか、を考えて、社会の流れやトレンドをうまく絡めて要望を出した・・・と。まるで私が普段PRの仕事でやっていることではないか。

ちなみに我が家担当のサンタクロースは、子どもたちがいい子かどうかをどうやってチェックしているのかというと「ドローンを飛ばしていつも見守っている」のです。当初、どこからでも見える望遠鏡で見守っているよ、と伝えたのですが「それはキモい」とばっさり切り捨てられたので、テクノロジーの力を借りることにしました。きっと家にアレクサがあれば、アレクサで話し声や喧嘩だって聞いて見守っていくようになるんでしょうね。

来年のクリスマス前には何といってプレゼントを早く受け取ろうとするのか、既に楽しみです。

こちらはその7歳男子が終業式の日に学童で作ってきたクリスマスアレンジメント。清々しいグリーンの香りを部屋に漂わせてくれています。