見出し画像

北海道生活。半年過ぎて

北海道で生活し半年が過ぎようとしているので改め振り返ってみようと思い、文を残してみる。
まず2月上旬に名古屋を出て3月下旬までと。約1ヶ月半、道内で仮生活をした。
主に何をしたかと言うと、まずニセコの友達ケイタのとこで冬の日常の経験を。雪かき、野放しで犬のニモ、ペロの散歩、子供達とのふれあい、家族の手伝い、みんなでスキーに行ったり、と。

画像1

画像2

画像3

実は先日ケイタ君からニモのご一報が入った。家族の様になついてくれていてとても楽しかった思い出が出来ている。夏に会いに行こうと思っていたのだがもう会えなく悲しい。ニモの隣にいたペロは一人で大丈夫なのか?と親見になり心配。

画像4

画像4

ケイタ君、みんな元気かなー?とにかく1週間くらいの時間だったがあっという間でありました。


その後、自分が暮らしたい道東の方に移動し、網走市内で生活。あくまで拠点としての網走。この街に住みながらとにかく北海道ライフを堪能した。
網走レークウェイ、緑スキー場、北見メビウス、藻琴山BC、遠く大雪旭岳、摩周の川湯温泉、冬の斜里岳、付近には温泉も多いので色々と通った。
少し足を延ばして美瑛、十勝岳温泉にも行ったり。

画像5

ここの露天風呂のロケーション、茶褐色の温泉は印象的だ。

阿寒で極寒-15℃超の中で仲間とポトレ撮影とかもした。

画像6

画像7

画像8

いや~ライティングの調整はホント寒かった!!良い思い出です。夜とかはこちらで出来た友達との酒の交わしも少しあったり。網走⇔北見とよく通いました。

画像9

あと勿論の事であり雪との隣合わせの生活。毎度この様な感じです。出かける時は車のドアが凍って開かず。、、よくありました。ドアの隙間に湯をまいて出るのに苦労をした。
網走での日常、ファミリーでの生活。

画像10

部屋は窓超しからの景色。中央右手にはいつも帽子岩が見え、カモメの鳴き声で朝は起きたりと。

夜は下のロビーで住居人とワイワイしたり。色々と楽しんでた網走生活。その暮らしの中、清里町の業務が決まった。来る前からイメージ的には2ヶ月の内に決めたかったのでこのタイミングは嬉しかった。好きな街、何度も訪れていた街に住めると。
部屋等はまだ名古屋に残してあったのでそれで一度戻ると決め。またこちらに戻る際に積み込んできたいので再度フェリーで戻る事に決め、北海道の仮生活は一旦終止符を。とりあえず網走→苫小牧までの道のりの道中、またケイタの住んでいるニセコに行こうと決める。
網走最終日、ファミリーでの生活。色々ありがとうと思った。片山さんお世話になりました。

話は戻し、まずニセコまで向かう。北見市、陸別町を抜け、帯広経由で向かった。道中にて音更町での「炭焼き豚丼」は噛み締める程の肉の美味さ。美味しかったな~と良き思い出。
ニセコに着き再開。みんな元気だった。
春の陽気があったね。外で遊んだりふきのとう採ってみんなで天ぷらにして食べて美味しかったです。一泊二日は瞬く間にすぐ終わった。ニセコを離れ、苫小牧に到着。

二日間かけて太平洋フェリーで名古屋まで帰り。1ヶ月半振りで久々の帰り。一言に暑いなー!と感じた。
約二週間超の滞在。この間に部屋の片づけ(退去手続きは終わっている)、掃除等。約14年程暮らした名古屋市での生活に終止符を。いるいらないモノを分けながらの懐かしいモノを見つければ浸り道草をし、、、時間がかかりました。
この名古屋戻りは他にも友達とキャンプをしたり、

画像11

コテージ借りて友達と深い時間を共に楽しんだり。弾丸で長野の白馬まで春スキーとかも行ったりした。時期は春であったので近所の桜を満喫。実家にも久々帰省し、ご近所を散歩したかな。地元を離れる際、親は少し寂しそうな表情を浮かべていた。その姿を見てしまったら自分も涙が零れてきそうだったのであえて目線は反らした。
部屋の退去もスムーズに終わり、早々に時間は経ち時が迫る。名古屋を離れる時間となった。実際この日で3回目の乗船、苫小牧までは約40時間。丸二日の時間がかかる。

画像12

改めフェリーでの生活は3回目だったが楽しみにしていた事もある。それは風呂だ。ここは船の中であり船体が傾けば浴槽も傾く。そして微妙に波しぶきもあって実に楽しい。「船の中で風呂に入っている」っていう満悦感、非日常が実に味わえて。フェリー内の詳細等は動画を作成しているので気になった方は見て下さい。

以下概要リンク↓↓↓

https://www.youtube.com/watch?v=zNAUpkGoFjY&t=428s

苫小牧に着きオホーツク地方の清里町までの道のりを確認。帯広経由で片道346km。名古屋から東京を少し通り越した距離だ。約6~7時間の道のり。改め北海道の大きさを味わう。
清里町に着き無事到着。季節はGW手前。春の陽気はまだなく朝晩は寒い(実際雪が降った日もあった)。この街に住もうと決めた理由の一つ、斜里岳を見に。季節的にも裸木になっており少し引けばこの場所の屋根上からも見れる。まだまだ上の方には雪の白さが目立っていた。


GW明けから清里町で業務も始まり、早4ヶ月程経過したので暮らして感じた事思う事を少し書こうと思います。

■運転がノンストレス。爽快に運転ができる。
北海道は車がなければ移動が困難であったりする。信号が少なく一直線の道が多いので渋滞もない。突然の渋滞もなく1分で1km進める感覚なので予定も立てやすい。道を走っていたら突然鹿やキツネが現れたりする。特に夜道のど真ん中に鹿がいたとき、引きそうになりビックリした。あと覆面であったり取り締まりはよくしてるので気をつけたい。冬はドアが凍って開かないことが多い。
 
■食べ物、繊細な味付けが多い
肉、野菜、魚、食の宝庫と呼ばれた北海道。美味しい食材が多いため困る事はない。
スーパー等で本州にはなくこちらでしか見ないものがある。(主にジンギスカン、ホッケ、にしん、山菜等、調味料めんみ)。旬の食材を手に入れやすい(特にシーズンものの蟹、サクラマスは絶品)。素材を生かしたもの、料理が多いと感じる。とにかく何を食べても美味しいと思う。
 
■自然環境など
身体を動かしたりとアウトドア、自然を生かした遊びをしやすい環境が身近に多い
日常に雪がある。ウインタースポーツは日常事に感じる
自然環境、夏は涼しい。熱波と呼ばれる日は今現状ない。
日中は35℃程まで上がる日もあるが窓を開ければエアコンもなく何とかしのげる
熱帯夜はなく夜は20~24℃程と涼しい。
梅雨がなく夏を迎えられる。ジメジメした湿気もない
雨が少ない。ゲリラ豪雨がない
突然の地震は全くない。
ゴキブリがいない。代わりにゲジゲジがいる。まだマシだと感じる。山で暑い日にはブヨが多数いる。血を吸われると後にかゆくなり肌は酷くなるので気をつけたい。
北海道ならではの広大な景色がある
何処までも続く地平線、農村風景は「the北海道」という言葉が似合う。絵に描いた様な風景が多い
当たり前だが街と街の間隔がとにかく広い。往復100kmは日常にある
満点の星空が街中でも実は綺麗に見える。


 

■その他思うこと
生活習慣からだと思うが北海道の人柄はアイディアを活かした発想をする方が多く感じる。
冬の寒さを生き延びる知恵があるのか?生きる術がある。自分も学びたいところ。
一つの事に集中し、人は強い意志を持っている
流行りに敏感?新しいものが好きな人が多い
マクド、吉野家松屋、フランチャイズ系のお店は付近になくたまに恋しくなる
セブンイレブン、セイコーマートはある。セイコーマートでのワインの品揃えの豊富さにびっくり。冷やして丁寧に完備している
葬儀にて香典返しで領収書を渡す習慣がある。(調べると結婚式もでしょうか?)本州では絶対にない習慣。
北海道の七夕は7/7でなく8/7らしい。
本州のことを内地と呼ぶ
ママさんダンプと聞いて何だかわからなかった
通販等はすこし時間がかかる(早くて2日)
瓦の家が少ない
「北海道」イコール「札幌」と連想する人が多い
札幌と今自分が生活している清里町は身近に行ける距離だと思う方が多い(約370km離れている。東京から名古屋までの距離間)
桜の開花は5月と遅い
北海道といえばジンギスカンだが肉はオーストラリア、ニュージーランド産がほぼである。味付けが北海道ならではって事なのか。豚ジンギスカンと呼ばれるものもある。
「ジガク」と呼んでて何なのかわからず。。。
シャコウ(自動車学校)の事らしい


仮生活を含めれば約半年経った北海道の生活。
最近に至っては35℃以上が続いた猛暑日が過ぎた翌週には朝晩で気温10℃程の日が出て来たりと秋の入りを感じたり。休日はキャンプをしたりサイクリングしたり、山に行ったりと。北海道の季節感を肌身に感じております。

まだまだ「はてな」が思い浮かぶ日常はこれからでてくると思う。そんな違いも面白く感じます。また何か疑問に感じた事その他何か思う事があれば更新しようと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?