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円高に進むと積立は不利!どう対応するべきか?

本日のToday's Topicは、NISAの今後の積み立てについてです。日銀の金融緩和策の出口戦略から、今後過度な円安から円高に向かう可能性が高まっています。もし円安から円高になったらどうなるのか?その時にみなさんがとるべき行動は?

今日も様々な投資に役立つ情報をコンパクトにまとめましたので、ぜひ最後までお読みください。

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Today’s Topic

みなさんの中には、昨年までつみたてNISAや今年に入ってつみたて投資枠を利用し、通称オルカンと言われる全米株式(オールカントリー)であったり、他にもS&P500などの世界の主要株価指数に連動するファンドをドルコスト平均法で購入している方が多いのではないかと思います。

みなさんが投資をしているファンドは日本円で積立投資をしていますが、実際に指数を買うときはドルで購入しています。そして運用成果に合わせて基準価格が設定されていますが、ドルベースを円に換算した時に円安であればあるほど実は有利なんです。

ところが、今後の日銀の金融緩和策の出口戦略として、利上げが視野に入ってきています。となると、今後はこれまでのような円安から徐々に円高に向かう可能性があります。

では、ここでの対策は?というと、それでも継続的な積立投資を行っていくということです。経済のどこにお金が向かうのか?と考えた時に、為替のことは抜きに、経済成長があるところにお金は集まりやすく、長期の積立投資であれば、成長を考えた時にはそうした国へ投資をする方が賢明だと私は思います。ここは自己判断ですが、周りのいうことをそのまま鵜呑みにして焦ることなく冷静に考えることが大事です。

そしてもう1つの方法として、海外投資に加えて、日本の成長を信じて日本の株価指数を合わせて持つということ。大事なのは総合的にみたアセットアロケーション(資産配分)だと言えます。時代の流れを読みつつ、どこに今投資をするべきかを考えていくことが大事です。

みなさんはどう考えますか?

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この週末を利用して、ご活用ください。

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昨日の日米主要指数の振り返り

主要指数は一覧表にまとめています。

15日の日本株市場

東証プライムの売買代金は概算で5兆7934億円、売買高は23億6898万株、値上がりは997銘柄、値下がり銘柄数632銘柄、横ばいは47銘柄となりました。約38%が値下がりとなりました。

日経平均株価は反落し、前営業日比99.74 (0.26%)安の38,707.64円で引けました。米市場でハイテク株を中心に下げたことで、日本市場でも半導体関連株の下げが目立ちました。売り一巡後は、後場寄り直後に先物に買いが集まったことで上げに転じたものの、18、19日に控える金融政策決定会合でマイナス金利解除について、日銀植田総裁からの発表に注視する動きが広がったことで、再び売りが優勢となりました。

18日の日本経済カレンダー

・日銀 金融政策決定会合(1日目)
・8:50 1月機械受注(前月比)
・8:50 1月機械受注(前年同月比)

15日の米国株市場

ダウ工業指数は続落し、前営業日比190.89 (-0.49%)安の38,714.77ドルで引けました。今週発表された米物価指数が相次いで市場予想を上回ったことで、米長期金利早期利下げ観測が後退したことを受けたほか、来週には米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えており、政策の方向性を見極めようとする動きが広がり、上値の重い展開となりました。

ナスダック総合指数も続落し、前営業日比49.23(0.30%)安の16,128.52ptで引けました。長期金利が上昇したことにより、GFAMAを中心に大幅下落となったことで、指数を押し下げました。

18日の米経済カレンダー

・23:00 3月NAHB住宅市場指数

16日7時現在のドル円相場

1ドル=149.02-149.05円で推移。18〜19日に金融政策決定会合でマイナス金利解除の見方が広がったことで、一時的に円高ドル安に推移したものの、今週発表となった米消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回り、インフレへの懸念から米長期金利が上昇し、再び円安ドル高に推移しています。

以上、私の市場振り返りとワンポイントコメントです。最後までお読みいただきありがとうございました。今後の投資の情報としてお役立てください。

※「今朝の投資知恵袋」で提供する情報は、投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。

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