【1/31】日本 名目GDP4位に陥落、今後巻き返しは可能か?
【市場を読み解く!今日の投資知恵袋】
本日のToday's Topicは、日本のGDPランキング転落についてです。ドイツに抜かれ、日本は世界第4位になることがほぼ確実視されています。その背景についてまとめました。
今日も様々な投資に役立つ情報をコンパクトにまとめましたので、ぜひ最後までお読みください。
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初めに日本の市場(株式市場、経済カレンダー、債券市場、日経平均先物)を振り返り、その後、米国市場(株式市場、経済カレンダー、債券市場、VIX指数および外国為替市場の推移)について振り返ります。米国市場の動きは日本株にも影響を及ぼします。日本株に投資をする人も、米国の株式市場、為替市場のドル円推移には特に注視するようにしてください。
【Today’s Topic】
GDPランキングが入れ替わる。ドル建てで見た場合、2023年の名目GDP(国内総生産)において、ドイツが4.4兆ドルとなり、日本の4.2兆ドルを上回り、日本が世界4位に転落することがほぼ確定的のようです。
ドイツ経済は実際は好調ではなくむしろ低迷しています。ただ、外国為替市場における円安で日本円の価値低下により、ドル建てで計算するとかなり不利な状態になります。基本的にGDPはドル建てで発表されるため、致し方ないといえばそれまでですが、円の価値がそれだけ世界的に見ても低いということです。
2000年当時、日本のGDPはドイツの約2.5倍ありました。それが20数年が経過し、とうとう入れ替わる時が来たというわけです。
日本のGDPが中国に抜かれて世界第2位から第3位に転落したのが2010年。そしてそれから13年後にドイツに抜かれる公算が高く、数年後にはインドにも抜かれることがほぼ確定的と言われています。
GDPが低いということは、生産性が低いということ。日本もドイツも高齢化が進み、労働力不足が今後加速することは間違いないとも言われている中で日本の場合、これまでの金融緩和による低生産性は、ある意味副作用とも言えるのかもしれません。
ちなみに、円が強くなればドル建てGDPは高まります。強い日本を作り出す、そんな政策がでてこないものかと本気で思うこの頃です。
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【30日の日本株市場】
日経平均株価は続伸となり、前営業日比38.92円(0.11%)高の 36,065.86円で終えました。
東証株価指数(TOPIX)は反落し、前営業日比2.55pt(0.10%)安の2,526.93ptで終えました。
東証プライムの売買代金は概算で3兆7547億円、売買高は14億1367万株、値上がりは563銘柄、値下がり銘柄数1047銘柄、横ばいは47銘柄となりました。約34%が値上がりとなりました。
日経平均は続伸となりました。前日の米国市場上昇を受けて寄り付きから買いが集まり9時半ごろには、前日終値比200円を超える上昇をみせたものの、本日決算発表を控える半導体関連の様子見ムードが広がり、小幅高で終えました。
【31日の日本経済カレンダー】
重要イベントは以下の通りです。
【30日の日本債券市場】
日本10年国債の利回りは0.711%で終えました。
【30日のCME日経平均先物】
シカゴマーカンタイル取引所のCME日経平均先物は、前営業比385.00円安の35,740.00円で終えました。
【30日の米株式市場】
ダウ工業平均は続伸し、前営業日比133.86ドル(0.35%)高の 38,467.31ドルで終えました。
ナスダック総合指数は反落し、前営業日比118.14pt(0.76%)安の15,509.89ptで終えました。
ダウ工業指数は続伸となりました。31日午後には米連邦公開市場委員会(FOMC)の記者会見を控えているほか、2月1日にAppleやMETA、Amazonの決算発表を控えることから様子見が広がり、マイナス圏でのスタートとなりました。しかし、売り一巡後は、アナリストによる金融業のゴールドマン・サックスの目標株価引き上げが好感され、再び買いが集まり4営業日連続で史上最高値を更新しました。特に金融株や消費関連株に買いが集まったことが、指数の押し上げに寄与しました。
ナスダック総合指数は反落となりました。ハイテク銘柄の決算を控えていることから、積極的な買いが集まらず、寄り付きから売りのほうが先行して株価は終始マイナス圏での推移となりました。
【31日の米経済カレンダー】
重要イベントは以下の通りです。
【30日の米国債券市場】
10年物国債利回りは4.057%で終えました。
【30日のVIX指数(恐怖指数)】
VIX指数は前営業日比2.13%下落し、13.31となりました。
【31日7時現在のドル円相場】
外国為替市場におけるドルの推移ですが、1ドル=147.58-147.61
円での推移です。
1ドル147円前半で推移していましたが、日米の金融政策の方向性の違いが意識されたことで、一時148円に迫る動きとなりましたが、次第に円高・ドル安に進みました。
以上、私の市場振り返りとワンポイントコメントです。最後までお読みいただきありがとうございました。今後の投資の情報としてお役立てください。
※「今朝の投資知恵袋」で提供する情報は、投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
日々コツコツ継続することは大変ですが、この「市場を読み解く!今日の投資知恵袋」では、押さえておきたいポイントをコンパクトにまとめ、投資に役立つ知恵を日々養うことが目的です。投資は自己判断でお願いいたします。
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