ライブに行ってきました

私の大好きなアイドル、HiHi Jetsのライブに行ってまいりました。
今回はそのお話をしたいと思います。

まず、グッズを買うために会場に早めに着いた私は気づきました。もしかして1人で参加してるのって私だけ…?
途端に不安になり、挙動不審のままグッズを買い、ひとまず開場時間まで暇を潰そうとスタバへ入りました。

時間が早かったこともあり、店内は空いていました。店員さんに注文を伝えると、
「今日は誰かのライブなんですか?」
と聞かれました。HiHi Jetsです、と答えると店員さんたちはHiHi Jetsを知っていたようで、嬉しい気持ちになりました。
なんて素敵な店員さんなんでしょうか。
カフェモカを飲み終えるといよいよ開場に向けて列へと並びます。

どんな席になるんだろうか、ドキドキが止まりません。
この世の全ての神に祈り、これまで頑張ってきた私に良席を与えてくださいとお願いをしました。
チケットを発券し、いよいよ会場入りです。

席はなんと、アリーナの5列目!
席へ着いてみてびっくりしたのが、センターステージへの近さでした。
肉眼でハッキリとアイドルたちを見ることのできる素敵な席。私は少し泣いていました、もちろん嬉し泣きです。

ライブが始まると、私は慣れないペンラ振りにドギマギしながら一生懸命アイドルの姿を目に焼き付けました。
盛り上がってるかー?と聞かれれば、誰よりも大きな声でイェーイ!と叫びました。私、声の大きさには結構自信あるんです。でも前にいた人の鼓膜がぶち破れていたらどうしよう。

そして運命の瞬間は来ました。
私の好きなアイドル、作間龍斗さんが目の前に来ました!
私は顔を見られるかもと思い、精一杯のキメ顔をしました。本当に恥ずかしい人間です。
作間龍斗さんはこちらをふいっと見て、かわいい顔をしながらフリフリと大きな手を振ってくれました。
もちろん私だけを見ているわけではありません。
しかし確実に目が合ったと思わせる手の振り方で、プロアイドルの技術を感じました。

ライブ中、大きな会場をHiHi Jetsさんたちはグルグル回ってできる限りみんなのところへ来てくれました。
ということは、作間龍斗さんが遠くにいて他のアイドルが私の近くにいる瞬間もあるわけです。
こういう時どうすればいいんでしょう!?
私はどうして顔がひとつしかないのか、首がにょきにょき伸びればいいのかといろいろ考えながらHiHi Jetsさんたちを見ていました。

そんなこんなであっという間にライブは終わってしまい、私は現実へと引き戻されていきました。
会場を出ると、たまたま一緒の公演に来ていた私の小学校時代の同級生が連絡をくれました。
ライブ中に紙幣を模した紙が降ってくる演出があったのですが、私の席には降ってこなくて少し残念と思ったところを、沢山降ってきたので何枚かくれるとのことでした。
ありがたく私はその紙を譲り受け、これ以上ないくらい幸せ者でした。

家に帰る途中は、ずっと素敵な作間龍斗さんの姿を思い出していました。ここ最近鬱々としていた私の心に突然晴れ間が見えたようで、嬉しかったです。

そして明日から頑張ろう、ちゃんと生きてまたライブに行くんだと決意を固め、私は元通りの日常へと戻っていきました。

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