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男性性はカッコつけられない環境が苦手です。女性性だけが彼らにカッコつけさせてあげられます。



男性性ってほとんど感情を感じないんです。


目の前の女性性が感じる感情とシンクロします。


いつもおんなじこと書いてますけど、また書くよー。


今日も今日とて、無料カウンセリングサイト「ココロノマルシェ」にお寄せいただいたご相談から。



旦那の元家族と私と赤ちゃんの関係


ハムさん
からいただいたご相談です。


旦那さんに別れた家族がいます。
元奥さんと子ども2人。
まだ小学校低学年と保育園の子どもです。
私にも子どもがもうすぐ産まれます。

私の希望は、養育費が法外に高くて法律内の金額にしてほしいこと。毎週末会いに行くのをやめてほしいこと。の2点。

養育費は本当に高くて、彼のお金だけでは家族3人暮らしていけません。
しかし、減額の話をすると、向こうはフルタイムで働けない。あなたはフルタイムで働けるでしょ、向こうは子ども2人で働けない。こっちは大人2人であなたは働けるでしょ。対等ではないと言われます。

毎週末、昼を挟んだ明るい時間に会いに行くから、私は妊婦だけどいつもひとりで取り残されています。子どもが産まれても、赤ちゃんのうちは毎週末向こうに会いに行きたいとのこと。

フルタイムで働いて、毎週末明るい時間は一人で過ごしてね、向こうの子どもを公園に連れてくからってことです。

私の希望2点を話すと、彼は私のことを元家族を傷つける人間という目をして見てきます。責めるなら耐えますので、言いたいことあればどうぞ、と言われます。

そう言われるたびに、私が元家族を傷つける側で、彼は元家族を守るために耐える、みたいな関係性に感じます。

わたしは責めたいんじゃなくて、わたしの気持ちをわかってほしくて。
あなたと一緒にいたくないと離婚した方を守るんじゃなくて、あなたと一緒にいることを選んだ私と赤ちゃんを守ってほしくて。

我慢するか、離れるか、の道しかないんでしょうか。

どうしたらいいんでしょうか。
わかってたことでしょ、そういう人を選んだんでしょ、我慢するか、離れるかしかないでしょっていうアドバイスしかないんでしょうか。


私すごい、ってちゃんと言いましょうー♪



えーーーーーーー


ハムさん、えーーーーーー


私、ハムさんの旦那さんにひとこと言わせてほしい。


人様の旦那様にごめんなさいね。


こんなふうに言いたい。





ちょっとあなたー


ハムさんをさー


ギュッとハグしながらほっぺにチュッチュして感謝しまくってもいいのよーーーー!



一言じゃなかったごめーん。




ハムさんこんにちは、イチカです。


ハムさんあなた女神ですか?


いや女神でしょ。



人間何回めですか?



天界に飽きて人間界に降りていらしたの?


こんなにも ↓

養育費は本当に高くて、彼のお金だけでは家族3人暮らしていけません。
しかし、減額の話をすると、向こうはフルタイムで働けない。あなたはフルタイムで働けるでしょ、向こうは子ども2人で働けない。こっちは大人2人であなたは働けるでしょ。対等ではないと言われます。



こんなにも ↓

毎週末、昼を挟んだ明るい時間に会いに行くから、私は妊婦だけどいつもひとりで取り残されています。
子どもが産まれても、赤ちゃんのうちは毎週末向こうに会いに行きたいとのこと。
フルタイムで働いて、毎週末明るい時間は一人で過ごしてね、向こうの子どもを公園に連れてくからってことです。


これだけのことをハムさんはしてくれてるんですものー。


ごめんね、って思ってるからこその「俺悪くないもん」なんですけれども、それにしても。


法外な養育費を払って、なおかつ週末を子供と遊ぶために使う旦那さん。


彼がそれほど「法外な」懺悔というか罪滅ぼしをしなければならないのはなぜなんでしょうねー。



無職のシングルマザーは、自治体から手厚い支援を受けられます。


モトヨメさんはそうした支援を受けられないのかしら。


まあでも、それはともかく。



旦那さんご自身がそうしたいんですもんね。


法外だとしてもそうしたいわけですもんねえ。


どうしてなんでしょうねえー。


ものすごくひどいことをしてしまった、ってなにかを後悔してらっしゃるのかしら。


彼は何でそんなに罪滅ぼししたいんだろう?


その理由を話してくれなくて、ハムさんだけに我慢してがんばれって言うのは酷です。

あんまりですよねえ。



どうして私はこんなに我慢したいのだろう?



とは思うんですが、心理学的にというかカウンセリング的なおはなしをすると。


ハムさんはどうしてそんなに我慢したいんだろうね?


っておはなしになります。


何言ってんの?って思われるでしょう?


カウンセリングでは、主語はいつでもご相談くださっている「あなた」です。


ハムさんはどうして、こんなに我慢する道を選択なさってるんでしょうか。




ところでちょっと話は変わるんですけど、


ハムさん、ご自分がめちゃくちゃいいオンナだってご自覚をお持ちですか?


/

あたしって、
彼にとっても彼の元嫁や子供たちにとってめっちゃ女神じゃね?


\


って、ちゃんと思ってますか?


/

慈愛に満ち満ちあふれすぎじゃね?

\



って、じぶんをほめてますか?



ほめてなかったらほめましょ。



すごい能力がある人って頼られますよね。


自分の能力に自覚がない人は、他人にそれを使われちゃいがちです。


ハムさんには毎日こうジブンホメしてほしいです。


私は旦那さんとモトヨメ、子供達にとてもすごいしあわせをあげてる。


私にはその力がある。


まず、そこはご自身で認めてあげてほしいです。




男性性はプライドがなくなるとしんでしまう



さて、ここでちょっと旦那さんのお話をしましょう。

旦那さんはハムさんがいなきゃやっていけないし暮らしていけない。


お子さんたちにいいパパできないわけですよね。


男のプライド、ガッタガタですねー!


我々オンナはプライドとかどうでもいいですよね。


特に子を持った母っていうのは、なにより安全に生き延びることを重視しますよねー。


でも男ってそうじゃないみたいです。


プライドがないと生きていけないみたいです。



/
俺、女性性から見て絶対カッコいー!
\


/
俺、女性性の役に立ってるー!
\


/
俺、女性性をよろこばせてるー!
\


っていう実感がないと、生きていけないみたいです。


それが満たされないと、夜の店のオネーチャンのところに行きます。


モトカノちゃんのところに行くパターンもあります。



/
俺、女性性から見て絶対カッコ悪い…
\

/
俺、女性性の役に立てない…
\


/
俺、女性性をよろこばせられない…
\




こんなとき、男は逃げます。


そんな自分を受け入れられないからです。


うちの息子も、私があほーぼけー役立たずーって怒ってたとき家出しました。


さっきも言ったので、また家出するかもしれません笑笑。




オトコというのはこう思ってるみたいです。


【オンナが怒ってるのは自分のせいだ】


逆のパターンもあります。


【オンナがうれしそうなのは自分のおかげだ】



なので、我々オンナはどうしたらいいのかというとね。


後者をふだんづかいに。


前者をスパイスに。


男性と接していたらいいわけなんです。



「カッコいいあなた」を毎日見つける旅を始めましょう


いまは旦那さん、ハムさんに頭が上がらないですね。


ハムさんのおかげで元家族にカッコつけることができてるから。


でも、その分ハムさんにはカッコ悪いところしか見せられてないわけです。


ダメな俺、お金の無い俺、おなかに赤ちゃんがいるのに不安にさせてる俺。



だから、カッコつけられる元家族のところに逃げます。


ひとときの夢を見るための逃避行です。



ごまかしです。



カッコわるいし、見たくない姿ですよね。


でもね、こういう傾向はすべての男性性に見られるものなんです。



我々オンナのなかにも男性性がありますから。


人間みんなそうなんです。


みじめでみっともなくて情けない自分を認めることって、なかなかできませんよね。


ハムさんの旦那さんだけじゃないんです。




さてー、ハムさん、どうしましょうかー。


旦那さんの男性性をつけさせてあげられる方法、なんか思いつきませんかー?


あなたはこんなに頼りになるーカッコいいー


あなたってホントすてきーカッコいいー


ありがと助かるー


うれしい助かるー


こんな言葉がハムさんの口からすらすら出てくるようなこと、なんかないですかー。


そもそも旦那さんのどこに惚れました?


どんなとこにときめきました?


どんな姿にドキドキしました?


外見でカッコいいところはどことどことどこですか?



彼がしてくれてうれしかったのはどんなことでしたか?



じっくりたっぷり思い出してください。


髪とペンで書き出すのもめちゃくちゃいいですね。


ちょっとしたこととかしょーもないことでいいんです。


むしろしょーもないことの方が効果的です。



できるだけたくさんたくさん書き出してみるんです。


そうして思い出してください。



彼がハムさんの味方だってこと。



彼はあなたに我慢を強いる敵ではありませんでしたね。


大好きな大好きな、かけがえのないオトコでしたよね。


大好きだからこそ、自分とまったくおんなじでいてほしい思ってしまいますよね。


身も心もひとつに溶け合っているようなふたりでいたいですよね。


でも、旦那さんとハムさんはそれぞれ別の人間です。


それぞれ別の人生を歩んできました。


それぞれ別の思考、感情、肉体を持っています。


だからこそ惹かれますよね。


別の人間だから、離れているとさみしい。



そばにいるときはくっつきたい。



お母さんになるときって、オンナは夢見ていられなくなりがちですね。


だからこそ、意識して彼のすてきさを思い出してあげるといいですよ。



ハムさんにしてもらいたい宿題




彼に口説かれ体質になる60個の質問

- - - - - - - - - - - - - - - 

わたしが彼のことを大好きな理由

わたしが彼にときめくこんなところ10個
わたしが彼の外見にドキドキするところ10個
わたしが彼にしてもらってうれしかったこと10個
わたしが彼を頼りにしてるカッコいいところ10個
わたしが彼に感じてるホントすてきでカッコいいところ10個
わたしが彼に助けてもらってありがたかったこと10個

- - - - - - - - - - - - - - - 




おまけ:あなたは世界に愛されている。その覚悟を決めましょう


これはハムさんもみなさんも、時間がある時に読んでもらえたら。


わかってたことでしょ、そういう人を選んだんでしょ、我慢するか、離れるかしかないでしょっていうアドバイスしかないんでしょうか。


誰がそんなアドバイスをハムさんにしたのー?


5ちゃん?


そんなアドバイスというかクソバイス!


そんなこと言われたらショックだー!


ハムさんみたいにこんなに我慢ばっかりさせられたらさー、


「どうせアンタたちマルシェのカウンセラーもそうなんでしょ」


「あたしひとりに我慢しろ、って言うんでしょ!」



って思うのも仕方ないよね。



でも、ハムさーん、世界をきらわないでー。


こんなふうに、


「どうせ私なんか大切にされない」


ってじぶんモラハラするのは、エネルギーが枯渇します。


じぶんでじぶんのこころを、ことばの刃でぐさぐさ刺してるのとおんなじです。


そうして血だらけのこころのままでいる。


手当てもせずにまた我慢してがんばる。


こんな日々の繰り返し、ハムさんが参ってしまうのあたりまえです。


気力体力が尽きてしまう前に、ちゃんと手当てしましょう。


こころの傷の手当ては、カウンセリングがいちばんてっとり早いです。


ただ、やっぱりこわいよねー。


傷の度合いが深いほど、傷つけてきた年月が長いほどこわいでしょう。


裏切られた。
傷つけられた。
どうせみんないつもあたしを傷つける。


っていう目で世界を見てしまうのも仕方ないです。


カウンセラーなんてえらそうにしてるけど、どうせあんたたちも一緒なんじゃないの?


そう思うのも仕方ないです。


わかってたことでしょ、そういう人を選んだんでしょ、我慢するか、離れるかしかないでしょ、


これ、旦那さんのことばですよねー。


ハムさんと旦那さんとで、怒りにシンクロしあってます。



男性性はあまり感情を感じません。


女性性の感情と同調します。


女性性がよろこべばよろこぶし、怒っていたら怒ります。


(傷ついた男性性は、女性性がよろこぶと怒ったりすることもあります。)


そんなわけで、実にめんどくさいんですが、


女性性がまず最初に、彼といっしょに感じたい感情を投げるんです。


常に自分に質問してください。


「私は」


旦那さんといっしょに、


どんな感情を感じたいの?って。



女性性がまず感情のリーダーシップをとるんです。


これがふたりのつながりを強くします。


じぶんモラハラでじぶんを傷つけるのをやめましょうね。


そして、女性性がまず、ふたりで感じたい感情を投げてみましょう。



よかったらためしてくださいね。


ハムさん、おからだ大事にしてくださいねー。



頼れるものはなんでも頼って、甘えることもしてみてくださいねー。



ご相談ありがとうございましたー。

ずっと罪悪感を抱えて、自己肯定感ひっくい人生を送ってきたんですけれど、いまは応援していただくことの修行をしています。よかったらサポートお願いします。いただいたサポートで土偶や土器の博物館に行きます。