わたしがカウンセラーになった理由。


みなさまこんにちは〜。

シングルマザーのしあわせな恋愛を応援する心理カウンセラー
イチカ・ドーパミントです♡


いつもがんばっておられる、愛するあなたへ。


今回、ちょっとひとさまを悪く言う内容があります。
苦手な方はご注意くださいね、ごめんなさい。


わたしは、10歳のときに母を亡くしました。結腸がんでした。

それ以来ね、突然おとなに話しかけられることが増えたんですよ。


「君がお母さんを亡くした子か。こころを強く持たなければならないぞ」

「お父さんを悲しませるようなマネをするなよ」

「お母さんの死を悲しんではならないよ。お母さんが悲しむよ」

「10歳まで一緒に暮らせたんだからいいじゃない」

「世の中にはもっとかわいそうな子がいるのよ」

「あなた偉いわね、うちの子なんてなんにも家事できないわよ」

「お母さんがいないことを言い訳にしたらいかんぞ」

このおとなたちに共通している点があるんです。なんだと思いますか?


それは、



まったく知らないひと




っていうところです。

まったく見ず知らずの、名前も住所も知らないひとたちばかりでした。

道を歩いていたり、スーパーに買い物に行ったりした先で、突然目の前にあらわれたり、

後ろから肩をたたかれたりして、いきなりそんなことを言われるんです。

そのときのわたしの気持ちは、

「あんた誰?なんでドヤ顔してるん?」

でした。

今では「あのひとたち気持ち良かっただろうなー」って苦笑できるようになりましたが、

わりと最近までは


「なんなんアイツら、連絡先もよこさんと、言いっぱなしかよ!!!!」

と、怒りと屈辱しか感じませんでした。


おとなになっても、そういうひとは現れました。

ただの知り合いなのに、母を亡くしていると知った途端、わたしの話も聞かずにこんなアドバイスをしてくるのです。


「お母さんのためにもまっすぐ生きなきゃだよ」

「あなたよりもっと小さい時にお母さんが亡くなった子が知り合いにいる」

わたし、そんなにねじ曲がってみえたの?笑


そんなわけで。

わたしね、だから、カウンセラーになったんです。


え?


って、思いますか?



こんな思いをしてきたから、カウンセラーになったんです。


ややこしい?



わたしにいろいろ言ってきたみなさん、善意で言ってくださってるのは、わかるんです。

元気づけようとか、そういう気持ちを持ってくださってるのも、わかるんです。


でも、今もむかしもわたしは、傷ついてじぶんを立て直そうとしている時、

ほとんど知らないようなひとに、

こころの準備もさせてもらえず、

話も聞いてもらえてないのに、

上から目線で決めつけられるような、

そんなアドバイスは、

いりません。


こころから信頼できるひとに、

「よし、良い方向にいくぞ〜」と宣言して、

こころゆくまでたっぷり話を聞いてもらって、

同じ立場で、目線をあわせて、

やさしく寄り添うような

いたわりとはげましを与えてくれる、

そんなアドバイスなら、必要とします。


つらかったね。

しんどかったね。

傷ついたね。

悲しかったね。

がんばったね。

一生懸命だったね。

しっかり生きたね。


わたしは、クライアントさんの人生を、

がんばってこられたことをしっかり受けとめたうえで、

ねぎらって、光を見てさしあげることができるようになりたい。

そう思いながら毎日、いろいろ書いたり勉強したりカウンセリングさせてもらったりしています。


10歳のわたしが欲しくて得られなかった経験は、今、クライアントさんにさしあげるためにあったんですね。

そんなおはなしでした。

本日のドーパミン

・なんにでも意味はあるものです。たとえそのときはわからなくても、いつかすとーんと腑に落ちる日がきます。

・あなたが経験したつらい思いは、いつかきっと、誰かの役に立つ日が来ます。

・つらい気持ちを信頼できるひとに相談することも、そのひとにとって「役に立てるよろこび」という愛をさしあげる行為です。


✳︎


さて、今回このブログで、お役に立てたことがありましたでしょうか〜?

よかったら、また読みにいらしてくださいね。

ありがとうございました、すてきな今日を♪

イチカ、あなたのドーパミンより。


音声はこちら。


かんたんなプロフィールです。↓



ずっと罪悪感を抱えて、自己肯定感ひっくい人生を送ってきたんですけれど、いまは応援していただくことの修行をしています。よかったらサポートお願いします。いただいたサポートで土偶や土器の博物館に行きます。