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【レポ】ゲルハルト・リヒター展(東京)

こんにちは、未来ストーリー™作家の蒼樹唯恭です。

先日、東京で開催されているゲルハルト・リヒター展に行ってきました。
今回はその展覧会のレポートです^^


私が「ゲルハルト・リヒター展」に行ったのは、9月末の平日。
リヒターの展覧会(個展)は日本であまり開催されず、かつ東京近代美術館という大きな場所での展示は滅多にないので、ものすごく意気込んで会場に向かいました!

(夫に有休を取ってもらい、子どもを預けて大阪から新幹線に乗りました。どんだけ見たかったんだ 笑)


事前にネットで予約し、東京近代美術館の最寄りにある竹橋駅に着いたのが11時過ぎ。予約は11時でしたが、美術館のWebサイトに「混雑するため少し遅めに行くのがおすすめ」と書かれていたため、ゆっくり向かいました。

美術館の外は人がまばらだったものの、当日チケットは12時入場~の販売。気になる会場内は、人、人、人だらけ!
平日でこんなに人がいるんだ!と驚きでした。


竹橋駅に着いてから「この美術館、来たことある!」と思い出しました(笑)


今回の展覧会では、キュレーター(展覧会側)による章立てはなく、同シリーズの作品が同じ部屋に飾られていました。
順路も決まっていなかったため、自由に動けて良かったです^^


油彩画から立体作品、デジタルプリントまで本当に沢山のリヒター作品が集まっていました。

(全部で約110点あるそうです!)


初期の写真をわざとぼかして写し取った絵画、ガラス板を組み合わせた立体、絵具をぶちまけ・押し付けたような抽象画。
「多岐にわたる60年の画業」と展覧会のチラシにも書かれているように、様々な素材や方法に挑戦していくリヒターの姿を見せつけられているようでした。


《ビルケナウ》は最初、写真だと分からなくて、何というか"おちょくられてる"感じがしました。
「絵だと思った?写真ですよー」みたいな(笑)


個人的にはグレイシリーズが好きです。見ていて落ち着きます。不思議と暗い気持ちにはなりません。カラーチャートがある部屋は明るく感じられました(視覚的に)。


リヒターの作品は見て感動するというより、考えさせられる作品が多いと感じます。
作品と対峙しながら、実は自分と対峙していたという経験もしばしば。

日常から離れ、一人の時間を持ちたいときにおすすめの展覧会です。
(一人で来られている方も多くいらっしゃいました^^)


東京では10/2まで!
(愛知県は豊田市美術館で10/15~)


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