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「職業は主婦です」って言いたい

働き方改革という言葉を、最近、よく耳にします。

でも、それって主に会社員の方に向けての言葉。

私はライターもしてますが、それは副業で、メインは主婦です。
家事や育児をしている時間の方が、圧倒的に長いから。

そこで今回は、テーマ「#じゆうな働き方」にちなんで、主婦の働き方改革について考えてみました。

そもそも、主婦は職業なの?

結論から言って、私は主婦は職業のひとつだと思っています。

でも、「お仕事は何されてるんですか?」って聞かれたとき、「主婦です」って言えません。

なんとなく、躊躇します。

女性は結婚したら家事するのが当たり前、って社会や親からの刷り込みがあるからかもしれません。 

育児は母親がするもの、という思い込みが、無意識のうちに私を支配しているからかも。

だから、当たり前のこと(=主婦業)は立派な仕事、人に言えるような仕事ではない。
空気を吸うようにすることは、仕事とは言えない。
お金にならないことは、仕事ではない。

そんな考えが、私だけでなく、今の日本社会にもある気がします。

主婦、とくに母親の憂鬱

私はSlackというアプリで、ママドリーム(略してママドリ)というサークルに参加しています。

子育てしながら会社に務めている方、フリーで働いている方、好きなことを仕事にするため活動している方など様々な人がいて、とても刺激的です。

実は、私の新しいアイコンも、そこの参加メンバーの方に作ってもらいました(可愛くて、とても気に入ってます)。

ママドリではテレビ電話(zoom )による定例会が開かれているのですが、そこで母親が仕事をする上でつきまとう「罪悪感」についての話がありました。

要は、「私が仕事(好きなこと)することで、この子に寂しい思いや、不自由さを感じさせているのではないか?」ということ。

私はこれにプラスして、というよりそれ以上に、「好きなことして家事を疎かにすることは悪いこと」、という意識がありました。

でも、そうやって家事も育児も頑張ってると、自分の好きなことや、やりたいこと(私の場合、ライターの仕事や小説の執筆)ができない。

時間はもちろん、エネルギーがそこに回せない。

そうすると、イライラしたり、疲れやすくなったり、憂鬱になりやすくなります。

そうしてストレスが溜まりすぎると、夫に怒り、娘(赤ちゃん)に声を荒げ、最終的に自己嫌悪に陥るという負のループにはまるのです。

主婦の働き方改革(私の場合)

「あ、このままじゃダメだ。」

そう気付いたのは、娘を産んで里帰りから家に帰った、すぐ後だったと思います。 

もともと細々としていたライターの仕事を再開し、
note で作品をアップするようになり、
サークルなどに参加して、
とにかく育児や家事から離れる時間を作る工夫をしました。

そのために必要だったのは、自分の時間を作ること。

私の場合、家事の時間を削りました。
具体的には、

▪️土日の夕飯は鍋
▪️昼ごはんは作らない
▪️週末だけ掃除機、あとはクイックルワイパー

というもの。
取り立てて特別なことをしているわけではありません(笑)

育児に関しては、

▪️離乳食にレトルトを取り入れる
▪️市が行っているサポート制度の利用
▪️子どもが就寝後、集中して仕事ができるようなスペースを確保

などを、今のところ実践しています。

これはあくまでも私のやり方なので、他の方に合うとは限りませんが、少しでも参考になれば幸いです。

自由な働き方=自分に合った働き方

今回、このnote を書くにあたり、数人の方のnote を読ませて頂きました。

そこで感じたのは、自由な働き方って言い換えれば、自分に合った働き方のことだな、ということ。

主婦は会社員と違ってお給料は出ませんが、ある程度、自分の裁量で仕事の内容や時間を調整することができます。

しかも、毎日、自分や家族の予定や体調に合わせて、それらを変えていくことができるのです。

この柔軟性が主婦業の一番の強みであり、旨味だと、今回書いていて改めて気付きました。

つまり、工夫しだいで、意外と簡単に主婦の働き方改革はできる

このnote は私と同じように、
「主婦ですけど、何か?」
「好きなこと、やりたいことをする時間がない!」
「子どもは好きだけど、育児だけだと息がつまる!」
と感じている方に、少しでも共感してもらえたらと思って書きました。

主婦という柔軟性ありまくるの仕事ができることに、感謝を込めて。

あなたの応援が、私のコーヒー代に代わり、執筆がはかどります。