臨床心理士が解説「ストレスを知ろう!原因と対処」
こんにちは、臨床心理士のいちかです。
コロナ禍は少しずつ緩和されているとはいえ、まだまだストレスを抱えている方は多いと思います。またGWが過ぎて一週間たちストレスで疲れが出てきているという声も実際よく聞きます。
そこで、これからストレスとどのように付き合っていくかについて、これまで温めていた記事を7本!順番に紹介していきます!
第1回は「ストレスを知ろう!原因と対処」というテーマでお話ししたいと思います。
ストレスとは、私たちが日常生活で直面するさまざまな困難や問題に対して、心身が反応する状態のことです。ストレスは必ずしも悪いものではありません。適度なストレスは、私たちを刺激したり、やる気を出したり、成長させたりする効果があります。しかし、ストレスが過度になったり、長期にわたったりすると、私たちの心身に悪影響を及ぼします。頭痛や胃痛、不眠やイライラ、うつや不安などの症状が現れることがあります。
では、ストレスの原因は何でしょうか。ストレスの原因は人それぞれですが、一般的には以下のようなものが挙げられます。
・仕事や勉強の負担や期待
・人間関係のトラブルや孤立
・家庭や経済の問題
・健康や老化の不安
・自分自身の性格や価値観
これらの原因に対して、私たちはどのように対処すればいいのでしょうか。対処法は大きく分けて4つあります。
・問題解決型対処:ストレスの原因を明確にし、具体的な解決策を考えて実行する方法です。
・情動処理型対処:ストレスによる感情を発散したり、気分転換したりする方法です。
・認知的処理型対処:ストレスに対する考え方や見方を変えたり、受け入れたりする方法です。
・社会的支援型対処:周囲の人や専門家に相談したり、助けを求めたりする方法です。
これらの対処法はそれぞれにメリットとデメリットがあります。自分に合った対処法を選んで試してみることが大切です。また、事前に準備しておくことも重要です。例えば、ストレス発散に役立つ趣味や活動をリストアップしておいたり、信頼できる人や相談先を探しておいたりすると良いでしょう。
以上が、「ストレスを知ろう!原因と対処」というテーマでした。私は臨床心理士として、皆さんのストレスに関するお悩みにお答えします。もし何かあれば、お気軽にご連絡ください。次回は、「笑いでストレス解消!ユーモアの効果とコツ」というテーマでお話しします。お楽しみに!
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