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濁流

増大した不安が 真綿のように首を絞める
どうにか こうにか どうか
息をしたいが でももはや
逃ることかなわぬ濁流の中にいる
押し寄せる波を
かきわけ かきわけても
絶えることを知らない

息をするべく なにかを生み出そうとする
己の中のものを 形にしようと
それが息をすることだと身に沁みていて
だがそれすらもこの濁流に
飲み込まれなくなってしまいそうで
独り叫ぶことも助けも呼ばずに
溺れてしまおうかと

それでもなお願う
いつか海の果てにあるともわからぬ
その輝きを ひかりを
潰えてゆく希望にも
生きる道があると
泳げぬ濁流を泳ぎ水底を這ってでも
辿り着く先が あると

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