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平均化訓練を振り返る

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振り返り記事をまとめています。 時系列は前後しています。
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2021年6月の記事一覧

書籍「平均化訓練」

書籍「平均化訓練」

僕が平均化訓練を学ぶ上で参考にしているもの、理解の助けにしているものを紹介するマガジンを作りました。
その第一弾として書籍「平均化訓練」を取り上げたいと思います。

この本は平均化訓練の理論や考え方の紹介、そして実習の解説が写真付きで1冊にまとまっています。
この書籍は2019年6月に春秋社から発売されました。
このnoteで2020年までの平均化訓練の歩みを振り返っていますが、書籍「平均化訓練」

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物真似しか出来なかった

体操をしている人に触れると相手にも体操が伝わる。
体操を身体に閉じ込めると、体操を維持したまま自由に動けるようになる。
ならば、その状態で人に触れると自分も誰かに平均化体操を伝えることができるようになるだろう。

初期の頃、平均化訓練を教える側に立ちたいと思った人はたくさんいたが、多くの場合この仮説にたどり着いたのではないだろうか。
僕もそう思っていたし、おそらくこの考えは間違えてはいない。
ただ

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練習会さまざま

ムカデの会が出来る前から平均化訓練の練習会はいくつかあった。
平均化訓練以前から先生の元にいる人達が中心となっていた平均化訓練研究会の他、有志が集まって行う練習会、あるいは別のジャンルの講座で要素として平均化訓練を取り入れたものなどがあった。
平均化訓練研究会はできる限り参加していたが、他の練習会などはなかなか時間も合わず顔を出せたのは数回程度だった。

当時、参加者それぞれに野心や想いがあり、し

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ムカデの会

2016年2月に講座の中でふとした事故があり、それから僕にとって辛い時期が始まる。
平均化訓練の研究において自分の中心とし、頼りにしていた感覚が失われてしまう。
それからずいぶんと悩むことになるが、これについて述べるのは別の機会に譲り、当時の出来事を振り返りたいと思う。

2015年の年末に2人で手を合わせて体操を誘導するやり方が考案された。
では、本当に先生が不在の場所でも体操が誘導できるのか。

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2018年の思い出

2018年初めの頃に僕は講座からしばらく離れていた。
当時、先生以外の人が前に立ち講座を進めてみようという企画が持ち上がった頃だった。
平均化訓練を続けてきたコアメンバーが持ち回りで講座の導入を行うというもので、2018年1月からしばらくの間その講座は続いていた。
その講座が開催されることが良いことだと考えつつも、自分がそれをすることが許せないところがあり、またこのまま講座にしがみついていても駄目

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