雑誌の中の佐々木勇気先生と永瀬拓矢先生
(タイトルを変更しました)
佐々木勇気先生と永瀬拓矢先生がお互いについて話してる雑誌をまとめてみました。気になったものがあったらぜひ読んでみてください!
▶将棋世界 2014年5月号
C級1組昇級について勇気先生のインタビュー
意識しているライバルは永瀬。関東ではいちばん身近な相手だから
今期は永瀬と当たらなかったから。当たらないからお互い遠慮せずにVSでぶつかり合えました
(四段昇段と加古川青流戦制覇はいずれも永瀬が1年先)彼にすべて負けるのは嫌だった
ライバル意識がすごい。
▶将棋世界 2014年7月号
勇気先生のインタビュー
将棋さえやっていればいい、というふうになるのがいやだったんです。ふつうに勉強して、ふつうに部活をして、ふつうの高校生になりたかった。とりあえず赤点をしのげばいいというんじゃ、高校生活をする意味がないですから
永瀬先生と考え方に差がありそうでおもしろいなと思いました。
▶将棋世界 2015年8月号
イメージと読みコーナーにて永瀬先生の発言
奨励会では佐々木勇気さんがライバルで、この人には負けたくないと思っていました。負けた日には寝つきが悪かったのを覚えています
寝つきが悪くなるほどの強い意識。
▶将棋世界 2016年6月号
イメージと読みコーナーにて永瀬先生の発言
モテる棋士ですか? 各世代に2~3人はいるのではないでしょうか。
自分の世代では、斎藤慎太郎君と佐々木勇気君
他の世代の棋士も挙げてましたが納得のメンバーでした。
▶将棋世界 2017年3月号
勇気流について勇気先生の発言
大事に育てたい
とてもいいなと思います。
よろしければこちらの記事もどうぞ→観る将視点で「横歩取り勇気流/佐々木勇気」を読んだらめちゃくちゃ楽しかった話
▶将棋世界 2017年8月号
竜王戦について勇気先生の発言
2年前の1組の壁を超えた永瀬六段を目標にして頑張ります
永瀬先生の4組からの挑決はすごかったですね。
▶将棋世界 2018年5月号
永瀬先生の昇級者喜びの声
彼より先に昇級することができたことは、どうしても喜ばずにはいられない。もし先を越されていたら、耐え難い悔しさを感じていたことだろう。その彼とは誰であるかは、あえて記さないでおく。ただひとつ、島朗九段には大感謝である
初めて読んだときには思わず「ひえー!」と声が出てしまいました。永瀬先生からのものすごいライバル心。
▶将棋世界 2020年1月号
永瀬先生のロングインタビュー
佐々木勇気さんと最初に会ったのは、小学5年生のとき、東急将棋まつりの団体戦です。僕の対戦相手が佐々木さんだったんですが、対戦カードに「五段」と書いてあって、二つも年下なのにすごいなあと思いました
彼を見ていると、いつも不満でした。というのは、彼はどう見ても僕より勉強をしていない。それなのに成績はいい勝負。才能の差といえばそうかもしれません
ほかにも多くの強敵がいましたが、佐々木さんはいちばん刺激を受けたライバルでした
全文書きだしたいくらいでしたけどなんとか絞りました。出会い、不満、才能の差、「ライバルでした」……。めちゃくちゃ濃いインタビューなのでぜひ読んでください。おすすめです。
将棋世界を読むのは「Kindle Unlimited」がおすすめ
詳しくはこちら→雑誌の中の藤井聡太先生と永瀬拓矢先生をご覧ください。まとめだけ再掲しときます。
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ここから下はKindle Unlimitedの対象外です。
▶NHK 将棋講座 2015年11月号
こちらの試し読みで永瀬先生、勇気先生のインタビューがまるっと読めます。
彼は並みの勉強量ではなく1週間に8日間将棋を指している、そんな印象です。(中略)ただ『身体も大事ですよ』と、どなたか助言するのもありな気がします(笑)
渡辺先生(明棋王)との挑戦者決定三番勝負第2局の終盤力を見て、ショックを受けました。というのも、控え室で検討していた私を置いていくかのような鋭い寄せを決めたからです。私は次の日、熱を出して寝込んでしまいました
佐々木四段、永瀬五段のときから電王戦の前までは毎週土日に蒲田道場で会っていました
有名な熱を出して寝込んだ話のソースはここですね。このときの棋譜もぜひ見てほしいです。私も分からないながらも見て「これを見て勇気先生は熱を出して寝込んだんだな……」と思ったりしました。
毎週土日にVS(月8VS)も有名な話ですけど、「佐々木四段、永瀬五段のときから電王戦の前まで」ということは、始めたのは永瀬先生の五段昇段が12年4月24日なのでそれ以降、六段昇段が13年6月17日なのでそれ以前ということになりますね(この間勇気先生は四段)。そして永瀬先生の電王戦が15年3月21日。電王戦の前、というのがどれくらい前か分かりませんけど、普通に考えて1年は毎週土日VSをしてたことになりませんか?すごいですね……。
▶NHK 将棋講座 2015年12月号
こちらの試し読みで勇気先生のインタビューがまるっと読めます。
永瀬さんは先輩ではありますが、本音で意見することのできる存在です。それが本当にありがたくて
永瀬さんは自分を引き上げてくれた存在です
私が強くなれば永瀬さんとのVSも復活するはずです。そのためにも、もっと頑張らないといけません
VSをやめていたときですね。電王戦前にVSをやめて、電王戦後に、勇気先生「おれさあ、永瀬と指さなくなってからさあ、全然将棋勝てなくなってさあ。また教えてよ」永瀬先生「うん」なんて会話があったにもかかわらず、VSが復活しなかったやつですね。永瀬先生の意図は……。興味深いところですね。
とりあえず思いつく範囲で書いてみました。また他にもあったら追加するかもしれません。
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