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いちじく
2021年7月23日 11:29
『ジンメル・つながりの哲学』を読んだ。ジンメルとは主に19世紀末から20世紀初頭に活躍した、社会学者である。ウェーバー、デュルケム、マルクスと並んで社会学の祖と言われたりする。 この本の良いところは、「社会学」という学問が「私」から始まる学問であると解釈しているところだ。「私」から始まり、それが「他者」や「社会」とどう繋がっていくか、それを読み解いていくのが社会学の大きな役割の一つであると説