2019.12寄稿まとめ ゾロリ、ぼくら、12歳。、リリアーネ、ジュニア空想科学読本、図鑑、ウェブトゥーン、西野亮廣論など

https://dot.asahi.com/dot/photoarticle/2019122700028.html

https://news.yahoo.co.jp/byline/iidaichishi/20191228-00156724/

https://news.yahoo.co.jp/byline/iidaichishi/20191227-00156556/

https://www.shinbunka.co.jp/rensai/kodomonohon/kodomonohon09.htm

https://news.yahoo.co.jp/byline/iidaichishi/20191226-00156427/

https://entertainmentstation.jp/574020

https://realsound.jp/book/2019/12/post-467971.html

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/69357

https://realsound.jp/book/2019/12/post-465393.html

https://www.chunichi.co.jp/article/culture/CK2019121402000001.html

https://news.yahoo.co.jp/byline/iidaichishi/20191216-00155131/

https://www.amazon.co.jp/dp/B082BY514D/

「小説すばる」2020年1月号にやる夫スレ発の小説『朝比奈若葉と○○な彼氏』(原題:翠星石と白饅頭な彼氏)の書評を書きました。

https://news.yahoo.co.jp/byline/iidaichishi/20191213-00154837/

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/68767

https://www.amazon.co.jp/dp/B081KQXXM7/

Febriは次号から大幅リニューアルということでコラム、取材記事連載が今号で終了になりました。お読みいただいた皆様、編集部の皆様、ありがとうございました。

https://realsound.jp/book/2019/12/post-458502.html

https://realsound.jp/book/2019/12/post-457879.html

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/68901?fbclid=IwAR15jhMt_4f82K3YZyYCnAheuUqobQi0ofrK8eB90W-S3pu6XAkBYBc88do

私もいろいろ書きましたが、PISA2018に関しては初中教育ニュース(初等中等教育局メールマガジン)第373号 令和元年12月24日(火)掲載の「【矢野 文部科学省大臣官房審議官(初中教育担当) 特別寄稿】PISA調査2018とGIGAスクール構想」がもっともまとまったものとなっていると思います。以下、引用します。

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 さて、肝心の調査概要ですが、2015年に初めて導入されたPC使用型調査は、今回本格的なものになりました。2015年調査はPC使用型といっても、単純にPCを使ったというだけのものでした。
 つまり、読解力についていえば、前回までは、「読解力」の定義は、書かれたテキスト(本や新聞など出所や校正・校閲がしっかりした書きもの)の中から「情報を探し出す」「字句の意味を理解する」「統合し、推論を創出する」「内容と形式について熟考する。」等でありました。つまり「従来型」の範囲内での「読解力」を問うものだったといえるでしょう。
 今回からは、オンライン上の様々なデジタルテキスト(ブログ、投稿文、宣伝サイト、メール文)など、文責が誰にあるのか、出所が定かであるのか、校正・校閲がしっかりなされているのかなどが一見明確ではない文書について、「質と信ぴょう性を評価したり」「矛盾を見つけ対処したりする」ことも求めており、問題自体もその7割がPC使用型調査のために開発された新規ものとなっています。つまり、前回までの「読解力」の調査からは大きく変化しているということです。
 OECDの責任者であるシュライヒャー局長も、現代社会においてデジタルの世界で求められる読解力に焦点を当てたこと、「フェイクニュース」が広がる世界での読解力がより重要な能力になっていることを明確に言及しており、今回のPISA調査は、これまでの「読解力」の範囲に加え「情報活用能力」をも求めていることは明らかだと思います。

 調査結果から見える我が国の課題も非常にクリアです。(中略)
 今回のPISA調査で明らかになったわが国の教育上の最大の課題は、デジタルデバイスについて、家庭での子供たちの自主的な使用が先行し、OECD諸国に比較してゲーム遊びやチャットなど「遊び」に多く使われている反面、「宿題をする」「学校の勉強のためにインターネット上のサイトを見る」「関連資料を見つけるために授業後にインターネットを閲覧する」等、学校や家庭での学習にデジタルデバイスを使用している者の割合が非常に少ないということです。
 つまりデジタルデバイスをどのように使うべきかということが、家庭においても学校においてもあまり教えられていない状況にあり、子供たちが「自主的」に「遊び」に使っている実態が先行してしまっている、その結果「OECD諸国の中で際立って、学習にデジタルデバイスが使われていない。」ということがこの調査の「きも」なのです。

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そのほか、告知することのない日には本noteに過去に執筆した原稿をリライトしてアップしています。はてなダイアリーに置いていたアーカイブも徐々にこっちに移そうかと。


また、私事ではありませんが、拙著『ウェブ小説の衝撃』『マンガ雑誌は死んだ。』の翻訳を手がけた宣政佑(ソン・ジョンウ)さんが第25回韓国出版評論賞・学術賞(財団法人韓国出版研究所主管・財団法人韓国出版文化振興財団後援)において、評論優秀賞を受賞されました。受賞理由は宣さんが電子書籍で刊行した『日本ライトノベルの歴史と概観』の著述と拙著『マンガ雑誌は死んだ。で、どうなるの? マンガアプリ以降のマンガビジネス大転換時代』の翻訳によるものとのことです。おめでとうございます。


来年は記事の執筆本数・寄稿媒体をもっと増やしていきたいと思っています。子どもの本市場に関する単著を予定しています(版元が来年早々に決まるはずなのですがまだわかりません)。

2019年はいろいろと反省することの多い年でした。来年は油断・慢心を排して臨みたいと思います。

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