上司の悪口を聞く
昨日友人から呼ばれて新宿で飲むことになった。
お店には約束の時間に着いたが、
「MAX30分遅れますスミマセン!」と連絡がきた。
19時にお店のカウンターに着き、何もしないのもあれなので、
ビールとおつまみを頼む。
月曜日の夜なのにお店はほぼ満員。
近くに座っている50過ぎの恰幅の良い頭の禿げたおじさんと
おなかのぷっくりしたおばさんが2人で飲んでいる。
19:30になったが、相方は来ず。連絡もない。
19:45になった。
近くに座っていた2人がお会計をし、席を立った。
19:50になって、いま最寄り駅に着きました!と連絡が来る。
19:55にお店に着くなり「すみませーん!!」と声をあげながら
待ち人が来た。
席に着くなり「今の上司にマジ腹立ってて、ふざけんな!って言いたいんですよ!」と。
ぼくの意見いくら言っても全然聞かないし、会議も不毛な時間ばっかりで嫌なんですよねぇ。
まぁ、よくある話。
10分程話したいことを話して、すっきりしました(笑)
と言って乾杯。
彼は結構有名なIP会社に勤めているけど、
そんな会社にも偏屈な上司はいる。
部下の意見を聞かないのも当たり前といえば当たり前。
自分も20年以上会社員をやってきて、思うことがある。
上司は別に答えなんか求めていない。
答えを探るプロセスが欲しい。
結果的に上司が決断し、責任を持つのは自明の理。
その責任を持つ際に必要なのが考える時間、プロセスなんだよなぁ。
頭の良い彼にとって、決断を下さない、自分の意見を聞かない上司は
能力が低い!と思うんだろうけど、上司と部下は役割が違う。
この目線の違いが分かるか分からないかが
この先の彼のキャリアを決めていくと思う。
今は34歳。
色々考えちゃうよなぁというのは分かる。
明日その上司と1on1があるらしいけど、ストレス爆発させなくて済みそうですとのこと。
少しすっきりした表情の彼とは新宿駅で別れた。
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