一福千遥 2021年11月25日 21:17 今どきの子どもたちのように、幼い頃からステッキの存在を知っていたわけではない。加えてそれを手にした頃にはもう、魔法など無邪気には信じられない年齢になっていた。なのに、ステッキといえば魔法、の連想はやまない。笑い皺ひとつ刻み、魔法使いの振りをして、紅葉の山へとステッキを向けてみる。 #掌編小説 #一次創作 #掌編 #オリジナル掌編小説 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート