八百屋の食堂つくります。vol.2 -デリバイキング-
こんにちは。
愛知県豊橋市で一期家一笑(いちごやいちえ)という小さな八百屋を営む杉浦大西洋(すぎうらひろし)です。
ぼくらのお店は小さな八百屋です。
地元の旬のお野菜を販売したり、おいしい果物を販売したりしています。
15年くらい前から、それらのお野菜を使ったお弁当を販売するようになり、
8年くらい前から果物を使ったスムージーなどを販売するようになりました。
そして、この度、食堂を店内に併設しようと考えています。
以前から、料理教室を開催したり、できたてのオムライスを販売したり、オープンキッチンスタイルでお客様とコミュニケーションを取ってきました。
また、店内に20席程度の飲食スペースがあるので、それらを活用しようと考えています。
ぼくらは八百屋なので、八百屋らしい食堂ってどんなんだろう、と考えて、今メニュー開発をしています。
お店では、これも15年くらい前から、デリバイキングという量り売りスタイルでお総菜を販売させていただいています。
毎日20~25種類くらいのデリを並べさせていただいています。
唐揚げや焼き魚、ひとくちコロッケなど、メインとなるような食材と野菜を使ったデリが半々くらいの割合だったのですが、食堂をはじめるにあたって、野菜デリの割合を8割程度まで増やすようにしてみました。
ブロッコリーのアーリオオーリオ、里芋の肉みそ田楽、
生木耳のチャプチェ、カボチャとミントのマリネ、
自家製トマトソースのリガトーニ、ごぼうの金平、
じゃが芋グリル、さつまいものグリル、キノコのソテーなどなど。
毎日日替わりで15~20種類くらいの野菜デリが並びます。
これは、食堂をご利用するお客様が、前菜としてセルフサービスでお取りいただくスタイルを前提としてメニューを構成しています。
食堂をはじめたら、例えばオムライスをご注文いただいたとして、お出しするまでに10分前後はお時間をいただくと思うのですね。
その時間を、お客様に楽しんでいただけるようにとの思いと、やっぱり八百屋なので野菜をたくさん楽しんでいただきたいというおもいからです。
野菜デリを増やして、うれしい誤算がありまして、それが以前にも増して、既存のお客様からの評判が良いこと。
食堂をはじめていない現在でも、お昼過ぎには完売してしまうデリなどもあったりして、今の仕込み量だと、食堂はじめれないなぁ、なんて考えたりしています。
八百屋をやってて楽しいのは、いつも新しいことに挑戦できる環境があることです。
問題は山積みですけど、そういう人生がぼくは好きなのです。
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