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リワーク日記15 うつになった原因を理解するには長い時間がかかる

灼熱の暑さで体も頭も燃えそうです。たくさん水分をとって熱中症に気をつける毎日です。

今年の夏はフルーツとハーブのアイスティーを飲んで涼んでいます。リラックスできます。

さて、私がうつで倒れてから随分時間が経ちましたが、ようやくその原因に迫ることができるようになってきました 。

おそらく原因はひとつではなく、3段階+1で考えるともっとも理解しやすいと見ています。

(1)まず、新しい部署に変わったことで、これまでとかなり違ったカルチャーに馴染めないストレスと、興味関心の持ちにくい分野の業務に就いた不満がずっしりと溜まっていました。

(2)次に、あるトラブル案件に関して、当時の副社長が私の対応ぶりを批判したという話を聞かされたことで傷つき自信とやる気を失いました。

(3)そしてその直後から次々にトラブルやイレギュラーな業務が発生し疲労とストレスが重なって回復する時間を確保できないままにうつ状態に陥っていったのです。

(4)上記の経過にも関わりますが、もともと私はストレスを溜めやすかったり、自分の性質に合った仕事との付き合い方を整備できていなかったことも問題の底流にありました。

最後の(4)についてはまた別の記事で詳しく書きたいと思いますが、これが私のうつに陥った原因です。

最も大きなダメージを与えたイベントは(2)です。副社長の言葉という重々しい爆弾のせいで私の精神的な負荷がとても大きくなり、その後の小さなトラブル対処や業務に向かうエネルギーがごっそりと削がれてしまいました。

ここまで解きほぐして理解する作業だけで約1ヶ月かかりました。本当にゆっくり時間をかけていくしかないのだなと改めて思いました。

うつになって休職を開始した際に、会社の上司から原因は何かとしつこく聞かれて辟易しましたが、そんなにすぐに答えを求められても意味のある回答ができるわけがありません。

特に倒れた直後は頭が働きませんのでそんなこと聞かれても困るだけです。時間が必要なことも世の中にはあるのだと知ってもらいたいです。

また、今うつに苦しんでいる方々にはぜひ焦らずゆっくり休むことを優先してもらいたいと思います。

再びうつに陥らないように対策を考える作業は少しずつ進めていますし、既にいくつか記事を書いてはいますが、また改めてまとめてみたいと思っています。

それもゆっくりゆっくり、ですね。

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