【要約】100%得する話し方
この記事を読むと・・・
・人は相手の話など聞いていない
・相手の話を徹底して聞こう
・役立つ4S質問
身近な時間を学びに変える、通勤大学
1. 人は相手の話を全く聞いていない
実は会話をしているとき99%が、相手の話に興味がない、相手は話を聞いているようで聞いていないそうです。
なぜかと言うと、みんな自分が話をしたいと思って会話をしているからです。私たちは話を聞いているとき頭の中では、常に自分が何を話すのかだけを考えています。相手がハプニングにあった話をしている時は次に自分があったハプニングの話をしようと考えているし、相手が映画の話をしている時は自分がその映画を見た感想を話したいと考えています。
みんなとにかく自分が話したいと思って会話をしているから相手の話を聞いているようで全然頭に入っていません。
逆に相手は話を聞いていないわけだから、面白いジョークやユーモアのある話なんてする必要がありません。それよりも相手の話を全身全霊で聞くほうが相手に求められる人間になることができますし、一緒にいて楽しい人だと思われるということです。
2. 話を聞ける人だけが得をする
人は自分の話を聞いてくれる人を楽しい人、いい人だと感じて恩返しをしたくなるものです。真剣に自分の話を聞いてくれる医者がいるとそれだけで救われます。患者はそんな医者のところに通いたいと思うものです。
メンタルクリニックやキャバクラなんかも基本的に人の話を聞く仕事で、こんな世の中には自分の話を聞いてもらうためにお金を払う人がいるというわけです。それだけ人は自分の話を聞いてほしいのです。
基本的に自分の話をしたいからのつまり話を聞いてくれる人のところに人のお金も集まってくるということです。
3. 9割相手にしゃべらせる
誰かと話をするときは相手にしゃべらせて自分は話を聞く役に徹するとよいでしょう。相手を舞台に上げ、自分は舞台から降りて相手にスポットライトを当てるイメージです。
相手が芸能人でこっちは裏方のカメラマンや音声さんみたいなイメージですね、笑い声や相槌などのリアクションをとるのはいいが自分の意見は一切ありません。
とにかく自分は聞き役に徹すること、どれだけ相手に気持ちよくしゃべってもらうかが重要です。
4. 話を真剣に聞くテクニック
では、どうやって話を聞くのか。
まず相手が話をしているとき、相手は自分の話を真剣に聞いているのかだけを見ています。自分が真剣に話をしているときに相手がスマホを見ていたり無表情だったらなんか真剣に聞いてくれていない感じがしてショックですよね。
そのために、まず相槌が大事です。
これはすごくシンプルですが、相手の話にいちいち驚きながら大きく相槌を打つことです。これをハヒフヘホの法則と言います。「はぁ」とか「へー」とか言うだけですね。そしてできるだけ口角を上げて笑顔で話を聞くことですね。
次に、相手の言葉を繰り返すこともおすすめです。
相手が言ったことを聞き手がそのまま繰り返す、ミラーリング効果というものがあります。相手が言った言葉をそのまま繰り返すだけ。
注意点としては自分の意見を言ってしまわないように注意すること。
5. 話を引き出す方法
話すときは相手が何も喋ってくれずに仕方なく自分から話しかけることもあるでしょう。こういう時は最近あった自分の面白エピソードしゃべるのではなく相手を喋らせるために4Sの質問をすることです。
4Sとは「住か」「出身」「仕事」「趣味」です。この質問は全てあなたのことに興味がありますという態度を示す質問になっています。その後は、繰り返したり相槌を打ったりすることで相手の話を広げてみましょう。そうすると良い聞き手になることができるはずです。
6. まとめ
今日は「100%得する話し方」を見てきました。聞き手になること、その聞き手になるために質問をし、相槌を打ちましょう、というのが得する話し方だったようです。難しいことはありませんが、自分の話したいことを我慢するというのが難しいかもしれません。
初対面の方なんかの方が案外やりやすいかもしれませんね。新しい環境になった今、ぜひ試してみてください。
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