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【解説】数週間で劇的変化!?当日から変化がある禁酒の効果

この記事を読むと・・・
・お酒を止めると起こる1週間目の変化
・お酒を止めると起こる2週間目の変化
・長期的なメリット

身近な時間を学びに変える、通勤大学

今日はお酒を止めるとどんなメリットがあるのか。身体のあらゆる機能が向上し、見た目にも良いことがあるというメリットについてまとめていきたいと思います。

1. 禁酒直後から1週間目に起こる変化


まずやめてから1週間くらいは睡眠の質が低下することがあります。もちろんこれは一時的に、、ということが言えます。

お酒を飲むとよく眠れる感じがしますが、実はあれは勘違い。一時的な入眠効果があるだけで、実際には睡眠の質が低下しています。なぜお酒を飲むとよく眠れると勘違いしてしまうかというと、アルコールと脳の関係とアセトアルデヒドが関係しています。

まず体内で吸収されたアルコールは血液に乗って脳まで到達します。その後、脳内にある神経系に作用して鎮静効果をもたらします。それによってお酒を飲むと眠くなる、というわけです。

一方のアセトアルデヒドは、アルコールが分解されることで発生し、吐き気や頭痛を引き起こしますが、こちらも眠気の原因にもなります。

お酒に弱い人だとアセトアルデヒドが血液中に溜まりやすく、少量のアルコールでも眠くなりやすいで。

これらの働きがなくなるからお酒をやめてから数日は眠れなくなる感覚を受ける可能性があります。

そしてお酒をやめて一週間のうちはイライラしたり不安になることもあります。それはアルコールがストレスを軽減する神経伝達物質と似た働きをするのが関係します。

ストレスを軽減する神経伝達物質として有名なGABA。それらはイライラや興奮を抑えたり精神的なストレスを和らげてリラックス状態にします。アルコールはそれらと似たような働きをするからリラックス効果があるように感じます。しかし翌日になってアルコールが抜けるとこの作用が弱くなって精神バランスが崩れやすくあります。

一方で止めて数日の良い効果もあります。
まず疲労回復が早くなったり、運動が楽になったりします。

お酒をやめることで血行がよくなって代謝が良くなります。

2. 2週間目から現れる変化

まず睡眠の質が良くなってきます。最初は眠りづらくなるかもしれませんが、徐々に慣れてくると睡眠の質が上がってきます。


そして肌に良い変化が起き始めるのも2週間目くらいから。
アルコールによる肌のむくみや肌の乾燥がなくなってきます。

これは、アルコールがなくなることで水分量が保たれることも関係してきます。

そして2週間目には気分が良くなってきます。精神バランスの崩れがおさまり、セロトニン機能が回復してくることも関係します。

3.お酒をやめることで得られる長期的なメリット

お酒をやめることで得られる長期的なメリットは肝臓が元気になることです。お酒をやめて1か月が経過するころには、肝臓の脂肪も減ってきて、1カ月でようやく肝臓が元気になり始めます。

肝臓が悪いと老廃物が溜まって全身が疲れやすくなったり、活性酸素によって見た目がふけることにもつながります。

だから肝臓が回復するのはお酒をやめることでいられる大きなメリットです。

次の長期的なメリットは痩せやすくなるということです。
さらに、肌がきれいになることもメリットとして挙げられます。体のビタミンa の吸収率が高くなって、細胞のターンオーバーが促進されます。それによって古い角質が落とされたり、シミを防いだりして肌が若々しく保てます。

4.まとめ


今日はお酒を止めるメリットをまとめてみました。
1か月続けるのは難しくても習慣的な飲酒を止めたり、付き合いだけにするだけでも効果があります。
よかったら試してみてください。

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