見出し画像

Jリーグ 第12節 ホーム 川崎フロンターレ VS サガン鳥栖 

GWの3連戦を締めくくるホーム等々力競技場です。
アウェイ2連戦 福岡アビスパ と 京都サンガFC  と 今シーズン初連勝で3連勝を狙います。

スタメンは、左WG 遠野からマルシーニョに 左SB 登里から車屋に
CBに大南が入りキックオフです。
サガン鳥栖とはいつもロースコアーの試合になりがちで厳しい試合が予想されます。

前半序盤は、お互いに様子を見る展開が続きます。
フロンターレーは序盤戦相手のプレスを剥がすことができず全くチームとして機能していませんでしたが、ルヴァンのホーム清水エスパルス戦を機に瀬古がゲームメイクすることでプレスを剥がせるようになってきました。
この試合でも瀬古がボールを引き出してプレスを剥がしていきます。
前半の中盤から前節から復帰した戦術マルシーニョが発動されます。
サガン鳥栖が3バックのため両ワイドのウイングにスペースをついて前半16分・20分・26分・33分にチャンスを立て続けに作りますが得点に至りません。
また前半終盤は、右サイド山根・脇坂・家長のトライアングルが躍動します。
ペナルティーエリア脇からのクロスでチャンスを作りますが無得点のまま前半終了。

後半開始から瀬古を大島に交替します。
浦和レッズ戦は、この交替がうまく活かすことできず同点にされてしまい一抹の不安が残ります。しかしこの不安は無用でした。
後半開始から攻撃のギアが上がりゴール前に迫ります。
前半終了間際から活性化した右サイドのコンビネーションで崩した山根のクロスからのクリアーボールを左SBの車屋がダイレクトでシュート、ゴールバーに防がれてしまいますが、さらにそのクリアーをシミッチが広い左足を一閃、枠に飛びますが今度はポストに防がれて先制点は奪えません。
しかしその3分後、右サイドの家長からのクロスがエアポケットに入り鳥栖のD Fが誰も反応できずそれを見逃さなかった脇坂がゴール前に詰めて冷静にゴールを決めて先制します。
脇坂は、一時はベンチ外になるなど調子を落としているように見えましたがここにきて吹っ切れたのか、得点に絡むようになってきました。

その後もボール支配して攻勢を強めます。
その中心は大島でした。ここにきて彼の復帰は頼もしいです。
彼がいることで家長がイキイキとします。やっと見ていて楽しいサッカーが帰ってきました。相手を見て遊びを入れたパスワークが私の好きな川崎フロンターレです。
これが見たくてシーズンチケット購入したんだよな〜と思い出しました。

その後追加点は奪うことはできませんでしたが、最後は相手コーナー付近で時間を使い1−0で試合を締めて3連勝を勝ち取りました。
首位までまだまだ差がありますが、一時は15位まで落ちた順位も一桁に上がりました。
次節は、国立競技場で多摩川クラシコで楽しみです。
これまでの鬱憤を晴らして5月は全勝で連勝街道を進みましょう!!

総括
やっと安定した試合ができるようになってきました。
U20W杯で高井君が抜けるのが気がかりですがそれまでは期待できそうです。
脇坂・瀬古・大島・シミッチとようやくM Fの陣容が固まったことが大きいですね。
大島がいるといないとでは、チームが変わります。今シーズン彼の離脱がなければまだチャンスがあるかもしれません。

ピックアッププレイヤー
脇坂
この数試合得点に絡む活躍でステージを一つ上げた感があります。
このまま調子を維持して常に得点に絡み続けてほしいです。
彼のトラップは秀逸で、お金を払って見る価値があるレベルになってきました。
代表でもレギュラーを獲得してほしいですね。

高井
DF故障が相次ぎスクランブル起用なのかなと思いましたが、完全にポジションを勝ち取りました。プレスを剥がしてボールを配給。DFではハイボールを跳ね返し縦パスは確実に潰していました。
U20W杯の活躍次第では、早くも海外へ持って行かれるかもしれません。。。。
パリ五輪メンバー入りも見えてくるかもしれません。
フロンターレとしては残って欲しいのですが嬉しい悩みですね

大島
やはり彼がいると余裕が生まれて遊びを入れたボールコントロールで相手を支配できます。本当に残りシーズン怪我なく活躍してほしいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?