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Jインディーズを語りたい#2 climbgrow

まずはこの曲から。

度肝を抜かれる、このボーカルの威力。
まるでエレキギターそのもののような声。
咳だけでもかっこいい。
最高にイカしたバックミュージック。
バックというには僭越なほどカッコよく、オーディエンスを最高に沸き立たせてくれる。

climbgrow(クライムグロー)は4人組のバンドだ。

Vo./Gt. 杉野泰誠 Taisei Sugino
Gt. 近藤和嗣 Kazushi Kondo
Ba. 谷川将太朗 Shotaro Tanigawa
Dr. 谷口宗夢 Motomu Taniguchi

バンド名はclimb(登る)とgrow(成⻑する)を組み合わせた「成り上がり者」という意味の造語。
杉野の嗄れた声、ストレートな感情を綴った歌詞、熱く圧倒的なライブパフォーマンスで注目を集めている。

climbgrow公式サイトより


上記の「LILY」がclimbgrowと私の出会いの曲になったのだが、そのカッコよさ、熱量、パワーに圧倒された。都合でライブに参戦できなかったのが残念でならない。

とにかく! このカッコよさを共有すべく、いくつか曲を載せてみよう。

魂のぶつかり合いのようなロック。
それに加えて、個人的にはその中に切なさが混じる曲が大好きだ。

ロックな杉野さんの声が一転、哀愁を帯びる。変な湿っぽさはない。カラッとしていて、でも「どうしようもないけど唄わずにはいられない」ような寂しさがあって、何回と聞いてしまう。

そして歌詞の良さ!
ストレートだが詩的なところもあり、他にない世界観だと感じる。

飛べない鳥は夜空に産声をあげる
浮かぶ星に
羽を目一杯のばしてみたんだって
そいつの鳴き声を誰も聞いた事が無いんだ
俺も彼奴みたいになりたいと願っていたんだ

一切合切羽を広げない
醜い鳥は夜空を飛びだった

KLAXON

交わる海と太陽 黒い世界の真ん中じゃ
何も見えなくなるからさ 手をつないでおこう
海と空の境目で 触れた温もりを感じた
赤い太陽がドレスさ ここでキスをするだけだろ

ドレスを着て
 

ぶっきらぼうだがまっすぐな優しさとでも言おうか。内容がちょっと童話的なのも良い。
それが杉野さんの声を通すと、倍増しで力を帯びる。歌に乗せることで、さらなるパワーを発揮する、シンプルで力強い歌詞だと思う。大好きだ。

climbgrow、成り上がり者。
10代限定の夏フェス・閃光ライオットの時に、こう言っていたという。

俺らかっこいいっしょ、応援してよ

どうして応援せずにいられようか……!

というわけで、今回はclimbgrowをご紹介しました。

現在絶賛ライブツアー中なので、今聴けばライブに参戦できます!!!

ご覧いただきありがとうございました!


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