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長崎でのすてきな出会い

 韓国で隔離生活中のichieです。来週は今学期最後のお仕事。それが終われば、仕事はなくなる。悔いの残らぬよう、きちんと準備し臨みたいと思う。

 昨日までは、韓国入国の流れについて、お話してきた。コロナ禍で、海外渡航が難しいこの頃。どなたかのお役に立てればいいなと思う。日本では、5か月間ほど、両親のことで長崎に滞在していた。今日は、その間、長崎で出会ったステキな方とその方の作品についてお話したい。

コーヒーショップにて

 私はコーヒー中毒である。韓国から持参したコーヒー豆がなくなり、最初はネットで注文していた。配送料がしっかりついてくるので、(660円)「それだけあれば、親子丼食べれる。」と主婦的計算で、長崎のコーヒーショップをまわってみることに。郷土愛もあり、長崎でお金使いたいという思いもあった。

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長崎駅の向こう側にあるお店

 ということで、用事のついでに訪れたお店。パッと見、なんか、ここ美味しそうだなと、私の直観がピピッとはたらいた。

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 店内に入ると、パッと目に飛び込んできた、色あざやかなモノたち。最初は、このお店のオリジナル商品かと思った。見渡してみると、

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 おぉ~、軍艦島ではないか。海が日の光に反射してキラキラしているような、繊細なタッチで描かれている。そして、遠くに見える軍艦島。以前は上陸できていたが、今はできない。この絵から、そんな遠くなってしまった島の距離感を感じた。

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 長崎くんちの代表格である龍踊やランタンフェスティバルをモチーフにしたグッズ。これってプロの作家さんのものなのかな?

作家さんとの出会い

 コーヒー豆を注文し、ぼっ~と作品を鑑賞していると、店内には誰もいないと思っていた私の背後から「どうですか?」の一言。一瞬びっくり、「あっ!はい」とうろたえてしまう。「これ、私の作品なんです^^」と、気さくな口調と屈託のない笑顔が印象的な方。

 「そうだったんですか!長崎の風景の特徴がよく描かれていて、すてきだなと思います」芸術的センスひとつない私。きちんと感想を言いたかったのだが、これが限界だった(笑)でも素人の私が見ても、素晴らしいと感じる。

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私が一番すてきだと思った作品

 長崎の風景の特徴を上手くとらえた作品。山の斜面に、びっしり建てられた家、家、家。

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山の斜面にぎっしりの住宅地

この立体的な街並みがあるからこそ、夜景が美しいのだ。

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夜景で有名な稲佐山から眺めた長崎市街

この方、生粋の長崎っ子かしら?と思っていると、

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可愛らしい名刺をいただきました

 熊本出身で、今は長崎に居住しながら創作活動をしていらっしゃるとのこと。お話を伺うと、長崎に好感を持ってくださっているようで、長崎っ子としては、とてもうれしく思った。

作品をよく見ると、、

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 よ~く見ると、犬が!どの作品にも、こっそり登場している愛らしいこのワンちゃん。イヌドウさんの分身なんだろう。

韓国でも展示会を^^

 私が韓国から一時帰国中だというお話をしたところ、「韓国には友人がいて、その友人と韓国でも展示会をしたいねという話をしています」とのこと。隣で私たちの話を聞いていた店員さんも「韓国にバリスタ留学をしたいのだが、今コロナ禍で行けないんです。」と韓国話で盛り上がった。

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 絵葉書を購入した。今、考えると、サインもらっておけばよかったな!なんて思いながら、この絵葉書を見るたびに、その時のことを思い出している。一瞬の出会いだったが、久々にときめきをおぼえた時間だった。

 イヌドウさん。韓国で展示会されるときには、必ず行きますね。この絵葉書は、長崎好きな韓国人の友人に贈りたいと思っている。

イヌドウさん、インスタもされています。気になる方は、検索してみてください^^

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