映画感想|魔法にかけられて

おとぎの国アンダレーシアに住むジゼルが、結婚相手である王子のママ母のたくらみで、現実世界に突き落とされてしまうお話。
親切に声をかけてくれる人がいない世界でジゼルが知り合うのは、「夢は叶う」なんてことは決して子どもに教えない、現実的な離婚弁護士ロバートと娘のモーガン。
そこへ、ジゼルを追って王子やその他も登場!でニューヨークの街は大迷惑!・・・と思った以上に笑いどころも多く、ディズニーのハッピーエンドを期待しながら安心して観ることが出来て楽しかったです。

アニメと実写の混合なので、はじめはどういうものかなぁと思っていましたが、CM通りアニメは初めと終わりだけで、残りは全部実写でした。
ジゼルは自分でドレスをこしらえたり、動物を呼んで家を掃除したりと、アニメの設定を現実に持ち込んだら、こういう絵になるのかと思いました。
ドブネズミやドバトまでやって来て、挙句に奴らも・・・。
(注:ジゼルが森の仲間を呼んだら覚悟して下さい。)

ただ、内容や会話自体は子ども向けというより、大人向け?な感じで、近くで観ていた小さいお子さんは見事にバタバタと集中が続かないご様子でした。

映像は、ラストのエピローグ部分とスタッフロールがステキでした。
(後半は長めです。)

※2008年2月付感想。試写会。

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