映画感想|カサブランカ

午前十時の映画祭で観ました。

名作と言われるだけに、やはり脚本がステキでした。
第二次世界大戦中のモロッコ(フランス領ドイツ占領下)のカサブランカでくりひろげられる男女の愛と友情の話です。

もちろん男優もよかったのですが、女優をどこまでも美しく撮ろうとする気合が見えてすばらしいです。撮り具合で「これが美人ですよ」「いいですか、彼女がヒロインですからね!」と訴えてきます。まさに砂漠に咲く花の如くです。

ただ、ヒロインの煮え切らない感じは、いささかう~んと思うところもあるのですが、そんなことは周りの大人な対応ですべて丸く収まります。

最後も良かったです。「これが友情のはじまりさ」字幕はこんな感じでした。時間内に必要なことをきっちり抑えてハマっていました。
「映画ってほんとに良いですね」って思えます。

※2013年感想。


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