映画感想|バズ・ライトイヤー

友人と観ましたが、二人とも猫の心配をずっとしていたことが分かりました(笑)。

映画をどの位置づけで観るかで、評価が分かれるような気がします。私は「アンディ少年(『トイ・ストーリー』)が憧れるバズ・ライトイヤーの映画」として観ました。甥っ子の好きな映画を観るような気持ちだったので、想像通りの作品だと思いました。

ジェットコースターのように話がテンポよく進み、主人公は任務を諦めない優秀なキャラクターでハッピーエンドです。吹き替えも違和感がなく、特に主人公はピッタリだと思いました。猫さんも楽しかったです。

ただ、上映時間はちょうど良いのですが、個々の失敗や苦悩は「それを長くやっている時間がない」感じで、挿入歌、音楽による感情整理みたいなものもなく駆け足に進みます。
キャラクターが増えると会話もガチャガチャしはじめ、やることも増えるので、とにかく最後まで突き進んだ印象です。本編「トイ・ストーリー」シリーズと比べると、どうしても二番手感は否めないです。

主人公にロマンス要素はなくキスもありません。子どもというより、若者のデート映画に向いているかも。

エンドクレジットの前後にはおまけもあるので、シアターが明るくなるまで席を立つのは待った方がいいかもです。ピクサーロゴのライトが消えるまで気が抜けなくなってきました。

※2022年7月付感想。

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