Ichica Story #13話 【いくつもの熾烈な戦いを続けていく旅路編】

「いくつもの熾烈な戦いを続けていく旅路の中で」

自分なりの強い想いの光を胸に、光に満ちた現実世界で熾烈な戦いは続いていた、だんだんと身体が朽ちていきながらも、耐えながら進み続けた

呼吸は激しく、血が流れ、頭の中で騒めく恐怖

他人から悪く言われることも、距離を置かれることも、時にはフォローを外されてしまうことも、なんてことない、そんな対外的な強さを得ながらも

痛くて、つらくて、悲しいのは常に自分自身の影

いつだって戦いになるのは
心の中に現れる
自分の影

「自分の影と戦う中で」

自分の影は常に自身の気持ちに問いかけてくる
「本当にそれでいいのか？」
それに答えられなければ恐怖心に襲われる

それは心の中、夢の中、現実生活の中

全てに現れる

そんな生活は熾烈で

普通に生きているだけで何十倍も消耗し、おそらく普通の精神力であれば耐えきれず、この世界から消えていたかもしれない

けれど強い想いの光の影はそれぐらい強かった

「孤高の道」

友人、医師、医療関係者、インフルエンサー、フォロワー、私を見て心配されるくらいになった、心の傷が影との戦いが現実生活でも目視できる傷となりでてきたからだ、けれど心の中で起こっていることは認識されないし、理解はされないし、共感してもらうことは難しい

けれど人知れず感じた痛みが、流した涙が、得てきた感覚が必ず意味があったと思えるように逃げずに向き合い続けていく

何度でも自身の影と戦い続けていく

いつかこの熾烈な戦いが続く孤高の道で流した涙が光輝くその日まで、どんな痛みにも、苦しみにも、悲しみにも負けてしまわないように

何度、倒れても立ち上がって駆け続けてく

『自身の影と戦い続ける旅路編に続く』