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Ichica Story #4話 【SNSと学生時代:後編】

「別れを重ねた先で」

彼の自殺を聞いた時、本当に信じられなくて、信じたくなくて、

知り合いに聞いてまわった、ただ生きていて欲しいと思った、
けれど、どんなに聞いても受けとめようとしても私の闇を、
受け止めてくれる大切な存在を失った私の心には、

大きな穴が空いてしまったのでした。

「悲しみの日々」

心に大きな穴が空いたまま、高校に通い続けた。
大切な人が「かわいい」と言ってくれたのを思い続けながら、
でも、その可愛さを求める行動は、ある時、高校のグループLINE

みんなが見ている場での「一言」で全てが壊される。

「文化祭に来たお客様がいちかのことを気持ち悪い」と言っていた

結局、私に嫌がらせをしたい人の、嘘だった。

けれどそれに激しく激情してしまった、
私は、学校にいずらくなって、
学校にいかなくなった。

「塗りつぶされた日々」

少しだけ楽しかった高校生活も、

過去つらかったことが、そして今つらいことが簡単に塗りつぶしていく、
何度も涙して、情緒不安定になって、人前で笑い、人知れず泣くようにしても誰にもわかってもらえなくて、ずっと深淵を歩いているような気分だった

そんな中で私は、
重い精神病にかかって、
大きな病院の精神科に通院することになる。

「想いの芽生え編に続く」


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