見出し画像

3/25,26「日本昔ばなしのダンス」『じごくのあばれもの』4公演終えて

★ 先日、3/25,26「日本昔ばなしのダンス」『じごくのあばれもの』4公演終えました。


今週は、妻の実家にて2週間以上ぶりに妻と子と再会。子は、しっかり大きくなってて新しい声も出して成長の早さを実感します✨✨✨(妻やご両親には本当に本当に大大大感謝🙇🙇🙇)


毎日美紀子さんと青沼さんと会って、行き帰りに音楽聴いてはセリフを反芻して、寝る前も起きてからも身体を動かして稽古場に向かうに日々でひとつ作品にこれだけぎゅっと関わるなんていつ以来だっただろう。先月からクリエイション稽古が始まり、自分は本番前2週間程度で一気に集中稽古参加という感じでしたが、これまでの様々な現場での経験が生きたような本番や創作でした。

自分にとっては今回様々なチャレンジも多く、美紀子さんと青沼さんのエネルギーに対し/と共に、自分にどこまでできるのだろうか、プレッシャーはありましたが、クリエイションをみんなで面白がりながらも、観客(大人にも子供に)にもちゃんと楽しんでもらえるかを考えられるバランス感覚と対話、美紀子さんの丁寧で真摯なクリエイション態度を目の当たり、現場は終始とにかく楽しくノンストレスな空気で本番まで向かえました。

私は、はじめましての衣装家の村上美知瑠さんは、大胆でユーモラスな衣装アイデアで、実際作り上げられるものが細部の見た目や生地素材までこだわり、着てみるとシンプルながら本当インパクトあるデザインで作品世界観をかなり強めてくださりました。劇場入り後も毎日付ききりでケアしてくださり本番や観客の雰囲気の情報もお伝えくださったり会話も面白く素晴らしいお人柄のアーティストでした。

同作品の共演者の青沼沙季さんともこの度初対面初共演で、川村美紀子振付作品出演にあたり、踊りに関しては本当青沼さんの感覚をかなり頼りに自分なりに頑張りました。青沼さんは、初めからすごく堂々としててはじめましてとは思えないほど作品を通じていろんな会話、パフォーマンスもスムーズにやり取り出来てかなり助けられてました。ダンス以外のキャラクターや歌などさまざまなマルチタスクあるなかの振る舞いが毎回確りしてて気持ち的にもかなり引っ張て頂きました。

SATの職員さんたちのサポートやケアが本当素晴らしくアーティストや作品を大事に接してくださっていて、舞台スタッフの方々もみなさん手厚く作品に関わってくださっていて、本当に心強かったです。

美紀子さんとは、2017年来の付き合いで沢山一緒にパフォーマンスをやってきたけど、舞台作品に関わったのは初めての機会でした。彼女のパフォーマンス/作品を幾度も観てきた身としては、今回こうして一緒に舞台に立てる機会となったことは結構信じられない出来事でした。私は、2009年頃にコンテンポラリーダンスというものを知り自分とは?という問いについて/表現することについて初めて考えました。自分のやってきたタップの領域や文化とは異なる舞台表現の世界で、自分がその舞台に乗る事はないな、と思いながらも憧れてきた世界/舞台に、今回自分は初めて立てていたんだなと思い返しました。14年越しに夢が叶ったのかも?しれません。自分を作品を巻き込んでくれるなんて美紀子さんの度量というか、彼女のもつダンス/パフォーマンスというもの大きな何かに巻き込んでもらえたなと思う。クリエイションの現場は、本当ハピネスで楽しい時間だった。

自分自身のやれることについて考えた日々だったし、ダンスとは?パフォーマンスとは?作品とは?観客とは?日々向き合うような時間で、想いが巡る中、自分は全然到達できてませんが、新しい場を与えて頂き、このメンバーや関係者と共に在れたことが財産です。

何より、この創作が、公演として全四回様々な御客さまと共に上演の時間を共にし、多くの反響を頂けたことを何より幸せに思います。

川村美紀子さんと青沼沙季さん、衣装の村上美知瑠さん、SATや埼玉会館の多大なサポートの下素晴らしい創作の現場に関わらせて頂き冒険の日々でした。観てくださった方々に楽しんで頂けてたら本望です。

マジで、感謝。
ありがとう御座いました。

(プリクラは、作品上演中に各回1名の子供たちに、プレゼントしました)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?