累積感染者で世界との差は5千人を切った。18日前は1万人 パンデミックは政治的イベント

日本が100万人当たりの感染者数、死亡者数ともに世界全体を抜いたのが2月17日頃。100万人当たりの累積感染者数も世界全体に近づいており、18日前にその差は1万人になり、現在は5千人を切った。5月中には世界全体を抜く可能性が出て来た。当初よりはペースが落ちているので持ち直す可能性もあるが、抑制策如何だろう。

100万人当たり新規感染者数 7日間移動平均
100万人当たり累積感染者数

感染者数が世界全体を上回れば死亡者数でも上回る可能性が高くなる。2月16日以降、日本の100万人当たり新規死亡者数はずっと世界を上回っている。

100万人当たり新規死亡者数 7日間移動平均

また、日本の世界的に見ても検査陽性率は高い水準となっており、WHOが目安としている5%をはるかに上回っており、感染者数が多いG7の中でも特に高い方だ。通常、これは検査がかなり不足している状態を示唆している。

関連書籍
『誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?』(牧田寛、扶桑社、2021年8月18日)https://note.com/ichi_twnovel/n/nee3a347331cf
『新型コロナ対応・民間臨時調査会 調査・検証報告書』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

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