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民主主義の現在

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民主主義に関する資料や記事などを紹介します
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#偽情報

民主主義の現在 民主主義を知るための本

たまには時間を見つけて「民主主義」について考えてみてはいかがでしょう? それぞれの本はAma…

「From Coercion to Capitulation」が描く非軍事手段による台湾併合シナリオ

The American Enterprise Institute (AEI) と the Institute for the Study of War (ISW)の共…

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気になった論文や記事2024年5月3日

4月27日から5月3日の間で気になった論文や記事を簡単に紹介。なお、私が先週気づいたというこ…

デジタル影響工作ゲームが紹介されていた 真偽判定、なりきりBBCレポーター、世論操…

ゲームで学ぶデジタル影響工作というわけで、「Educational Games」( https://conflictmisinf

誤・偽情報についての研究がきわめて偏っていたことを検証した論文

誤・偽情報あるいはデジタル影響工作、認知戦についての研究が偏っていることは以前から指摘さ…

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ニュースの信憑性を調べるために検索すると偽情報を信じる可能性が高まる Nature論文

2023年12月20日に公開されたNatureの論文「Online searches to evaluate misinformation can i…

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2024V-Demは民主主義についての知見が満載だった

2024年3月7日、民主主義の指標であるV-Demの新しいレポート「DEMOCRACY REPORT 2024 Democracy Winning and Losing at the Ballot」(V-Dem、2024年3月7日、https://v-dem.net)が公開された。例年、学ぶことの多いレポートだが、今回は特に重要だったように思う。 ●概要・世界の民主主義の状況について 2009年以降、ほぼ15年連続で独裁国に住む人口が民主主義を上回っており、1985年まで

気になった論文いくつかご紹介

●偽情報拡散者のフォローを外す頻度と予測最初に、人が偽情報にさらされるメカニズムについ…

偽情報への注意喚起や報道が民主主義を衰退させる=警戒主義者のリスク

偽情報の脅威への無差別な警告が偽情報の影響とリスクを増大させるという論文「Negative Downs…

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ISDの一連の報告書は情報のエコシステムの包括的調査だった

Institute for Strategic Dialogue(ISD)は、2023年11月20日に、アイルランドのネット上の誤…

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「ニュースメディア」が偽情報拡散の主役になった

イギリスのTheLogicallyの関係会社で、アイルランドに拠点を持つLogically Factsがイスラエル…

一橋大学GGRブラウンバックランチセミナープレゼン資料

一橋大学GGRブラウンバックランチセミナーに登壇します。 20分程度の短いお話しと質疑応答なの…

偽情報やデジタル影響工作対策が空振りな理由をAlicia Wanlessが手短に解説

OECDフォーラムのサイトに、カーネギー国際平和財団の影響力対策パートナーシップのディレクタ…

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78カ国105の偽情報対策法の多くは情報統制に利用されていた

全米民主主義基金(National Endowment for Democracy)のCenter for International Media Assistance (CIMA)は、2011年から2022年の間に制定された78カ国105の偽情報対策法の多くがは言論の抑圧している実態をレポートした。 「Chilling Legislation: Tracking the Impact of “Fake News” Laws on Press Freedom Internat